フィガロジャポンのインスタグラム(madamefigarojapon) - 9月24日 12時09分

「生地や構造だけでなく、人々がどのように着こなしたいかという点でも、もっと気軽に着られるものにしたかった」と語ったマクシミリアン・デイヴィスによるフェラガモの24年春夏コレクション。

1960-70年代にイタリアで登場した芸術運動「アルテ・ポーヴェラ」からインスパイアされ、リネンやコットンなどの天然素材をレザーのように加工したりナチュラルな素材感を使用しながらも光沢感や緻密なシルエットでモダンに仕上げた。

テーラリングと流れるようなドレープ使いの融合もみられ、ファーストルックもマニッシュなコートドレスにカッティングを施しセンシュアルな印象。モノトーンやニュートラルカラーを基調にしながらも、鮮やかなグリーンやレッドのワントーンルックがモダンなアクセントに。18世紀のカリブ海のドレスコードに見られるようなビスコース・ジャージーのリラックスしたドレスも登場した。

人気のハンドバッグは、ブルーなど爽やかな色合いの「HUG（ハグ）」のほか、シンメトリーなフォルムにアーカイブのライターをクロージャーとして取り入れたショルダーバッグ「FIAMMA（フィアンマ）」が登場。ラテックス加工が施されたブーツは、特徴的なヒールがフェラガモの靴づくりにおけるクラフトマンシップを感じるデザインに。
随所に職人技が光りつつも、リラックス感とモダンなエレガンスを醸し出すコレクション。

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