山岸久朗さんのインスタグラム写真 - (山岸久朗Instagram)「司法研修所卒業20周年パーティに行ってきました。日本全国の法律家は、10年目は熱海で。20年目は京都で。同期が全員集まるのがならわしになってるんです。裁判官でも検察官でも、その道で出世してる者もあれば（裁判官は難解な事件を裁き、検察官は巨悪と闘っている）、法務省に出向して法律作ってる者、金融庁に出向して金融システム作ってる者。弁護士でも、東京の四大と呼ばれる大手渉外事務所に行きつつ、ニューヨーク事務所の立ち上げを任される者あり、またドロップアウトさせられて名も知らぬ会社の社内弁護士になる者もあり（渉外はそっちが圧倒的多数）。政治家に転じて大津市長やってた者あり。と思えば弁護士を辞めちゃって専業主婦になる者もあれば、大病院のコンサルになってる者もあり。共産党バリバリで政治活動してる者もあり。奥さんが脳腫瘍の者、奥さんが鬱病の者、本人が鬱病の者、子供が自閉症の者。離婚した者、バツ3の者、一度も嫁に行けてない者。脳腫瘍で死んだ者、大腸癌で死んだ者。あの時、机を並べて対等と思ってた仲間が、実はぜんぜん対等じゃなくて、さまざまな人生を生きている…ここ学生注目‼️小学校、中学校、高校、大学、同級生がみんな横並びやと思ってたら大間違い！努力する者は長じて勝ち、怠ける者は長じて廃る… そんな中僕は、大阪の個人事務所の弁護士として、たいして華々しいこともなければ、日本の屋台骨を揺るがすような仕事もしていないが、しかし僕を頼りにしてくれる依頼者を守れればそれで僕は最高の幸せだ、というのが僕の人生の結論だ。華やかな同期にも同情すべき同期にも引きずられることなく、僕は僕の人生を歩み続けよう。と再確認する良い機会になりました。さ、また明日から自分のできることをがんばろ。完 #ウエスティン都ホテル京都 #弁護士20周年 #司法修習生 #thewestinmiyakokyoto」9月3日 17時25分