職人.comのインスタグラム(shokunincom) - 7月20日 19時08分


【雲見】

雨が続く中、梅雨の終わりごろに差しかかると、薄灰色の雲の間に彩度が高く明るい空色がのぞくことがあります。ここでの空色は、晴天の日のお昼の明るい青色。英語だと、スカイブルー。それと同時に、その薄灰色がかった雲の中に、真っ白でふわっとした綿雲が、ぽっと現れます。空が、そろそろ夏が来る!と知らせてくれる瞬間がとてもワクワクし、その真っ白な雲を眺めていたりします。

雲を眺めることと同じく、蛙と蝉の大合唱で夏の始まりを感じる方も多いかもしれません。若松では、長く続く曇り空の間の一瞬の晴れ間に、蝉の鳴き声が聞こえました。本格的な夏は、もうすぐそこまで来ているようです。

宮沢賢治の童話『蛙のゴム靴』には、3匹の蛙が夏のさまざまな形の雲を飽きずに眺めているシーンが登場します。一節に「日本人ならば、ちょうど花見とか月見とか言う処を、蛙どもは雲見をやります。」とあります。人も、季節によって変わる雲の動きに風流を感じているのだから、「雲見」と言って良いような気がします。

時には家の中で雲を眺め、ふんわりとした気持ちになるのも良いかもしれません。ここかしこの雲棚に、願いや祈りを込めたものを置き、毎日眺めてみてはいかがでしょうか?精巧な作り、柔らかな曲線や陰影を醸し出す職人技、一筋の雲がたなびく様子は、見ていて飽きない美しさがあります。

ここかしこ 雲棚
https://www.shokunin.com/jp/kokokashiko/
若松ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/wakamatsu.html

参考資料
https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/46600_33648.html

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2023/7/20

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