銀座 蔦屋書店のインスタグラム(ginza_tsutayabooks) - 7月3日 14時35分


熊倉涼子 個展「イメージの皮」

アーティスト・熊倉涼子の個展「イメージの皮」を銀座 蔦屋書店アートウォールにて開催中です。7月20日(木)まで。

熊倉涼子は、1991年東京生まれ、2014年に多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻を卒業しました。近年では、圧倒的な写実力を用いて、人類史や世界史等で語られる過去の事象と、現実世界の様々な事象をかけあわせた作品を制作しています。様々な過程を経て築き上げられてきた歴史と、自身の作品制作に共通項を見出し、複数のモチーフを複雑に重ねながら新たなイメージを作り上げています。

本展では「皮」をテーマに制作した新作を発表します。人間は古くから動物の皮を身につけ、防寒などの機能性に加えてその強さや力を借りようとしてきました。熊倉は、自身が絵具を塗り重ねることで生まれるキャンバス上のイメージと皮、両者が持つ「表面性」という共通項に着目して、絵画と皮の関連性や物質や生物がもつ多面性をユニークに表現しています。本展にて是非熊倉の作品世界をお楽しみください。

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古代ローマの博物学者プリニウスは、『博物誌』の中で「人間はあらゆる生き物の中で、他の生き物から借りたものを身に纏わねばならぬ唯一の生き物である。」と記しています。プリニウスが言うように、人は様々な目的から他者の皮を借りて生きてきました。

寒さを凌ぐために毛皮を纏うことから始まり、一方では動物の持つ魔術的な力を畏れ、その皮を身につけることで力を借りようともしました。強い動物の皮を被ることで強さの誇示をしたり、権力の象徴とすることもありました。おとぎ話においては、皮や衣を身に纏うと異界の者に変身するというタイプの話が世界中にいくつも存在しています。皮は、中身を覆って表層を違ったものに見せる、別者になるための衣でもあります。

本展では、そうした「皮」というモチーフを通して、絵画におけるイメージについて考えます。絵の具を重ねて像を立ち上げることは、作り出したイメージをキャンバスに纏わせるような行為で、絵画上のイメージと皮は似たところがあります。両者が持つ表面性を掛け合わせ、絵画が見せる錯視をも可視化するような展示にしたいと考えています。

熊倉涼子
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[販売について]
銀座 蔦屋書店の店頭にて販売中。
※販売時、販売同意書のサインが必要となります。

熊倉涼子個展「イメージの皮」
会期:2023年7月1日(土)~7月20日(木)
※終了⽇は変更になる場合があります。
時間:10:30~21:00
会場:銀座 蔦屋書店 アートウォール
料金:無料
主催:銀座 蔦屋書店
お問い合わせ:03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp


▶詳細はこちら
https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/34352-1013080619.html


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