職人.comさんのインスタグラム写真 - (職人.comInstagram)「【ビアガーデンの始まり】  今ではすっかり夏の風物詩として定着したビアガーデン。デパートやレストランの屋上やバルコニー、緑豊かな公園の一角、高層ビルの屋上庭園など、開放的な野外で飲む夏のビールは最高の一言に尽きます。  日本で「ビアガーデン」という言葉が最初に使われたのは、明治時代初めの横浜。当時、「スプリング・バレー・ブルワリー(麒麟麦酒の前身)」という醸造所で造られていたあるものが、横浜の街で話題になっていました。それは、のちに「日本ビール産業の祖」と呼ばれたノルウェー系アメリカ人技師、ウィリアム・コープランドが日本で広めたビールという新しい飲み物。1870年の醸造所の設立から5年後の1875年には、横浜にある山手のスプリング・バレー・ブルワリーの隣にあったコープランドの自宅を改装し、「スプリング・バレー・ビヤ・ガーデン」が開かれていたそうです。居留地の外国人や外国船の船員が客のほとんどで、隣の醸造所から冷水を引いてビールを冷やし、ガラス製のジョッキやトタンのような素材で作られたポットと呼ばれる容器でビールを提供していました。  明治30年代になると、都心部を中心にビアホールが流行、ビールを飲むことがしだいに一般にも広まりました。明治の終わりごろには、花見の季節の上野公園で臨時のビール店がオープンし、日本酒、ビール、サイダー、桜餅、ゆで玉子といった軽食が振る舞われるなど、野外でビールを提供する店が見られるようになります。しかし、あくまでこれらは「ビアホール」の臨時出店施設であったビール店であり、「ビアガーデン」の言葉が一般的に浸透するのは第二次世界大戦以降のこと。屋上で行われるビアガーデンを最初に行ったのは、1953年に大阪市北区梅田にオープンした「ニユートーキヨー 大阪第一生命ビル店」といわれています。きっかけは、貸切営業のはずが店内に参加者が入りきらなかったため、ビルの屋上を会場として使用し、ビールや料理を提供したことだったそうです。  京都でも、屋上でビアガーデンが開催されている場所がいくつかあります。そのうちの一つである「レストラン菊水」は、大正5年創業の老舗洋食レストラン。ヨーロッパ風の外観が特徴の建物は国登録有形文化財に指定され、竣工当時のレトロな雰囲気を現在もとどめています。そんな歴史あるレストラン菊水のビアガーデンの舞台である屋上は、京都市民の憩いの場である鴨川を見下ろせ、南座を目の前に、京都市内を一望できる絶好のロケーション。2023年のビアガーデンは、10月8日(日)まで開催されており、京都の中心部にありながらも、お手頃な価格でビールと眺望を楽しむことができます。レストラン菊水は、三条ショールームから徒歩約15分。今年の夏は古都の街並みを眺めながらのビアガーデンはいかがでしょうか?  レストラン菊水 http://www.restaurant-kikusui.com/rf/ 三条ショールーム https://www.shokunin.com/jp/showroom/sanjo.html  参考資料 https://museum.kirinholdings.com/history/theme/b14_08a.html https://museum.kirinholdings.com/history/column/bd019_1875.html https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%A2%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%B3  @shokunincom  #職人ドットコム #レトロ建築 #ビアガーデン #ビアガーデンの始まり #ビアガーデンの起源 #ウィリアムコープランド #スプリングバレー #スプリングバレーブルワリー #スプリングバレービヤガーデン #スプリングバレービアガーデン #ビヤガーデン #菊水 #菊水ビアガーデン #レストラン菊水ビアガーデン #ニユートーキヨー #ニユートーキヨー大阪第一生命ビル店 #ニュートーキョー #麒麟麦酒の前身 #京都ビアガーデン #ビアガーデン京都 #日本ビール産業の祖 #老舗洋食レストラン #洋食レストラン #夏のビール」6月14日 20時22分 - shokunincom

職人.comのインスタグラム(shokunincom) - 6月14日 20時22分


【ビアガーデンの始まり】

今ではすっかり夏の風物詩として定着したビアガーデン。デパートやレストランの屋上やバルコニー、緑豊かな公園の一角、高層ビルの屋上庭園など、開放的な野外で飲む夏のビールは最高の一言に尽きます。

日本で「ビアガーデン」という言葉が最初に使われたのは、明治時代初めの横浜。当時、「スプリング・バレー・ブルワリー(麒麟麦酒の前身)」という醸造所で造られていたあるものが、横浜の街で話題になっていました。それは、のちに「日本ビール産業の祖」と呼ばれたノルウェー系アメリカ人技師、ウィリアム・コープランドが日本で広めたビールという新しい飲み物。1870年の醸造所の設立から5年後の1875年には、横浜にある山手のスプリング・バレー・ブルワリーの隣にあったコープランドの自宅を改装し、「スプリング・バレー・ビヤ・ガーデン」が開かれていたそうです。居留地の外国人や外国船の船員が客のほとんどで、隣の醸造所から冷水を引いてビールを冷やし、ガラス製のジョッキやトタンのような素材で作られたポットと呼ばれる容器でビールを提供していました。

明治30年代になると、都心部を中心にビアホールが流行、ビールを飲むことがしだいに一般にも広まりました。明治の終わりごろには、花見の季節の上野公園で臨時のビール店がオープンし、日本酒、ビール、サイダー、桜餅、ゆで玉子といった軽食が振る舞われるなど、野外でビールを提供する店が見られるようになります。しかし、あくまでこれらは「ビアホール」の臨時出店施設であったビール店であり、「ビアガーデン」の言葉が一般的に浸透するのは第二次世界大戦以降のこと。屋上で行われるビアガーデンを最初に行ったのは、1953年に大阪市北区梅田にオープンした「ニユートーキヨー 大阪第一生命ビル店」といわれています。きっかけは、貸切営業のはずが店内に参加者が入りきらなかったため、ビルの屋上を会場として使用し、ビールや料理を提供したことだったそうです。

京都でも、屋上でビアガーデンが開催されている場所がいくつかあります。そのうちの一つである「レストラン菊水」は、大正5年創業の老舗洋食レストラン。ヨーロッパ風の外観が特徴の建物は国登録有形文化財に指定され、竣工当時のレトロな雰囲気を現在もとどめています。そんな歴史あるレストラン菊水のビアガーデンの舞台である屋上は、京都市民の憩いの場である鴨川を見下ろせ、南座を目の前に、京都市内を一望できる絶好のロケーション。2023年のビアガーデンは、10月8日(日)まで開催されており、京都の中心部にありながらも、お手頃な価格でビールと眺望を楽しむことができます。レストラン菊水は、三条ショールームから徒歩約15分。今年の夏は古都の街並みを眺めながらのビアガーデンはいかがでしょうか?

レストラン菊水
http://www.restaurant-kikusui.com/rf/
三条ショールーム
https://www.shokunin.com/jp/showroom/sanjo.html

参考資料
https://museum.kirinholdings.com/history/theme/b14_08a.html
https://museum.kirinholdings.com/history/column/bd019_1875.html
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%A2%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%B3

@職人.com

#職人ドットコム #レトロ建築 #ビアガーデン #ビアガーデンの始まり #ビアガーデンの起源 #ウィリアムコープランド #スプリングバレー #スプリングバレーブルワリー #スプリングバレービヤガーデン #スプリングバレービアガーデン #ビヤガーデン #菊水 #菊水ビアガーデン #レストラン菊水ビアガーデン #ニユートーキヨー #ニユートーキヨー大阪第一生命ビル店 #ニュートーキョー #麒麟麦酒の前身 #京都ビアガーデン #ビアガーデン京都 #日本ビール産業の祖 #老舗洋食レストラン #洋食レストラン #夏のビール


[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する

133

0

2023/6/14

職人.comを見た方におすすめの有名人

IT・通信のおすすめグループ