佐伯紅緒のインスタグラム(beniosaeki) - 3月23日 11時42分
【めくらやなぎと眠る女】
今年からスタートした新潟国際アニメーション映画祭、ひょんなことから参加作品『めくらやなぎと眠る女』に少しだけ関わることになり、せっかくだから見届けようと新潟まで行ってきました。
『めくらやなぎと眠る女』は村上春樹原作の表題作始め6本の短編小説をフランスの監督ピエール・フォルデ氏が一本の長編アニメ映画にまとめたもので、私の知る限り初めて春樹ワールドのあの無国籍感を絵にすることに成功した作品です。
この映画祭は審査委員長の押井守氏や大友克洋氏他、日本アニメ業界の神様たちがわんさか集まってきており、この映画祭を意義あるものにしようというただならぬ意気込みが感じられました。
参加作品も世界中から良質のアニメーションが目白押しで、だからそんな中で昨日『めくらやなぎ』が見事グランプリを撮ったという報が入ってきた時は本当に嬉しかったです。
(記事はこちら)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023032201263&g=soc
個人的には初公開の大友克洋監督作『童夢』実写版オープニングが観られたことがもう至福の極みでした。
『童夢』読んだの15歳の時ですが、当時高校の漫研にいた私は、大友克洋に影響を受けた少年少女漫画がいっせいに「大友絵」になった現象を目の当たりにした世代なので、今回ご本人を紹介されてその話ができたことが何より嬉しかったです。
いやー生きてるといいことありますね。
『めくらやなぎと眠る女』、公開等の詳細が決まり次第また報告いたします。
#新潟国際アニメーション映画祭
#niaff
#めくらやなぎと眠る女
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2023/3/23