小林千鶴のインスタグラム(5884_chizuru) - 3月12日 15時40分

先日、2歳になった息子。
昨年夏、1歳3ヶ月の時、
突然の高熱→重積痙攣→救急車→長期入院→急性脳症を経てから
それまで言えていた
「パパ」が全く言えなくなりました。
「パパ」は息子が生後10ヶ月の時、人生で初めて意味ある単語を発した大切な言葉。母子手帳にも過去の私が嬉しそうに記していました。

退院後の一歳半検診でも
発語検査でひっかかり
少し落ち込んでしまいました。

でもそんな中、大丈夫大丈夫と、パパと呼ばれないパパがいつも前向きでいてくれました。

そんな昨年夏から、季節は秋、冬を経て春を迎え、
先日近所の桃林が満開に。
お散歩から帰宅すると、突然息子が

「ぷぅわ！ぷぅわ！」
「ぱぁ、ぱぁ！」

...パパと言えるようになったんです。
せきとめられていたダムの如く
ここ最近、パパ連呼(笑)

3/3桃の節句生まれの息子。
桃の開花とともに
言葉の花を咲かせてくれました。

神様からの少し遅れた誕生日プレゼント。
大きな桃林の花束と共に
地上に舞い降りてくれました。

人は語らずとも、それぞれの物語があり、
悩みや不安もある中で毎日を生きています。

どうかあなたの心にも
風光るこの季節
花咲くときがありますように。

#桃の花

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