伊藤薫平さんのインスタグラム写真 - (伊藤薫平Instagram)「【エンジの戦士に拍手を】全国高校サッカー選手権。静岡代表=浜松開誠館は、初戦で昨年度の準優勝校・熊本代表=大津に PK戦の末、敗れました。結果は1-1(PK3-4)。しかし、浜松開誠館のこれまでの過程は全国に誇れるものでした。砂埃の舞う土のグラウンドをならし、中学から創部したのが2002年。高校は2005年創部。付近の川が増水し、グラウンドに魚が泳いでいる時もありました。そんな所から、全国に出場する。信じない人もいました。先頭で牽引して来た青嶋文明監督や、スタッフの皆さん、卒業生の皆さんがどれだけの努力をなさったか。静岡県西部の最も下のカテゴリーからスタートし、県1部、プリンスリーグ東海。 2018年には王国静岡の重い扉をこじ開け、全国選手権に初出場しました。 2018年全国の0-1の敗戦から鍛え直し、再びの舞台。何倍も逞しく、激しく、巧くなっていた浜松開誠館がそこにはいました。 MF松本大樹選手が相手をいなし、 FW坂上輝選手がネットを揺らした瞬間。実況席で胸が熱くなりました。間違いなく、強かった。優勝候補に勝つ力が、あった。ただ、あと一歩。全国準優勝校の大津に最終盤で追いつかれ、 PK戦の末、敗れました。試合後、大津の小林主将が「青森山田の次に苦戦しました。素晴らしいチームでした」と語るほどの強さでした。 101回の全国選手権でサッカー王国・静岡が誇れるチームが、また1つ生まれたと、私は感じています。そしていつの日か、土のグラウンドから這い上がって来た浜松開誠館は、静岡県に暮らす私たちに、新しい景色を見せてくれるはずです。全国初勝利、その先の国立へ。 104人のエンジの戦士に拍手を送ります。全国選手権、お疲れ様でした。最後になりましたが、解説してくださった浜松出身の松原良香さん、支えていただき、ありがとうございました。いつかまた、一緒に新しい景色を見させてください。 #高校サッカー #浜松開誠館 #大津 #ありがとう #松原良香さん #福岡竜馬さんサブアナありがとうございました。 #帰りの新幹線で涙」1月1日 11時13分