馬渕英里何さんのインスタグラム写真 - (馬渕英里何Instagram)「昔、世界にある路地についての本をいくつか読んでみたことがあるな。 子どもの頃我々の小学校では道徳の時間に同和教育がなされた。『差別をなくそう』こう謳われると決まって鳩尾の辺りがずんと重くなって、胸が締め付けられるように苦しくなった。別に自分が誰かをいじめているわけでもないのに。差別という言葉がとにかく怖かった。今漸くわかりかけてきたのは、無知だったからじゃないか、ということ。そして本能的に、自分が差別意識を持っていることを知っていたからではないか。具体的な何かに当時抱いていた訳では無い、ただ、仕方なく人間が持っている、という意味で。 図らずも私も大人になってからある事を機に一時的に差別的な考えを持ってしまったことがある。自分がこんな思考を持ったことに後からとても驚いたし省みた。 思考はアップデートできると思っている。  本作は被差別部落の当事者の率直な言葉に満ちている。境界線は曖昧だったりはっきり存在したり、人や地域によって様々だ。 どちら側にも、寝た子を起こすなと言う人がいる。立ち向かい戦う人もいる。 知らなければ知らないで忘れ去られていきそうなものだが、意外な程差別の根は絶えることがない。 本作200分超。客席はほとんど埋まっていた。  #私のはなし部落のはなし」5月29日 15時49分 - ericamabuchi

馬渕英里何のインスタグラム(ericamabuchi) - 5月29日 15時49分


昔、世界にある路地についての本をいくつか読んでみたことがあるな。
子どもの頃我々の小学校では道徳の時間に同和教育がなされた。『差別をなくそう』こう謳われると決まって鳩尾の辺りがずんと重くなって、胸が締め付けられるように苦しくなった。別に自分が誰かをいじめているわけでもないのに。差別という言葉がとにかく怖かった。今漸くわかりかけてきたのは、無知だったからじゃないか、ということ。そして本能的に、自分が差別意識を持っていることを知っていたからではないか。具体的な何かに当時抱いていた訳では無い、ただ、仕方なく人間が持っている、という意味で。
図らずも私も大人になってからある事を機に一時的に差別的な考えを持ってしまったことがある。自分がこんな思考を持ったことに後からとても驚いたし省みた。
思考はアップデートできると思っている。

本作は被差別部落の当事者の率直な言葉に満ちている。境界線は曖昧だったりはっきり存在したり、人や地域によって様々だ。
どちら側にも、寝た子を起こすなと言う人がいる。立ち向かい戦う人もいる。
知らなければ知らないで忘れ去られていきそうなものだが、意外な程差別の根は絶えることがない。
本作200分超。客席はほとんど埋まっていた。

#私のはなし部落のはなし


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2022/5/29

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