ハマ・オカモトのインスタグラム(hama_okamoto) - 7月15日 20時31分


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本日、ハマ・オカモトの新しいシグネイチャーベース「HAMA OKAMOTO
FENDER® KATANA BASS」が発表されました。

OKAMOTO'S、並びにハマ・オカモトをご贔屓にしていただいている皆様にはご存知の楽器かと思いますが、そうでない人(大多数)にとっては、なんのこっちゃだと思うので、ここで少し説明を。

元々は1985年から翌年の86年までという、かなりの短期間、ここ日本で輸出用として作られた楽器で、Fenderの系列(簡単にいうと)であるSquier by fenderから発売されていたものでした。
輸出用なので、国内に出回ったことはほぼ無かったのだと思います。

学生時代に資料本で存在は知りましたが、
当時の僕は

" ダサっ^_^; "

ぐらいのリアクションでした。

しかしその後、月日の経過や趣味の変化、そこまで触ってきた様々な楽器たちの影響もあり、5-6年ほど前、無性に欲しくなり海外の楽器屋から買ったのが実機に触れた最初です。

実際手にしてみると、奇天烈な見た目とは裏腹にP-BASS直径の音ですし(ピックアップが同じですから)、変なネック落ちもせず、スケールも相まって大変使いやすい楽器でした。
細かい話になりますが、1番グッと来たのは楽器表面の面取り、コンター加工、手の入った細かい作りです。
そこがなければ、きっと魅力的に思わなかったと思います。

オリジナルの物は元々ピックガードがないので、そこは作ろう!ということになり、周りにいる楽器好きのスタッフ達と、居酒屋に集まり、オーダー用の裏紙を使って
"ピックガードデザイン大会"を実施、見事に票を集めたデザインを実際に制作して載せました。

それが今回のモデルでも乗っかっている、あのなんとも言えない丸いピックガードです。

変にとんがっているボディに対して、丸いガードは面白いんじゃないか、という盛り上がりからでした。
今振り返っても良いセンスしてるな、と思います。
デザイン発案人、友人の天野くん
実際に制作して頂いた鵜飼さんには
大変感謝しています。

そこからずっとステージを共にする楽器になり、結果的には3本所有することになりました。
オリジナルには存在しなかったシェルピンクのフィニッシュは、個人的にとても気に入っています。

そんなKATANAを
今回、フェンダー75周年という節目の年に、シグネイチャーモデルとして発表することになりました。
僕のオリジナルのアイデアも乗った新しい形なので、新作とも呼べますし、復刻とも呼べます。
当時輸出用だったKATANAが、時を経てまたここ日本で作られ、広まるだなんて、なんと夢のある話でしょう。

つらつら書いてきましたが
言いたいことはですね

楽器は音も重要ですが、それと同じくらい、見た目も重要だと僕は思います。

部屋に置いてあるのをふと見た時、
演奏中見下ろした時に視界に入った時

"自分はこんなカッコいい楽器を弾いてるんだ!"

という高揚感が、音楽や演奏へのモチベーションに繋がると僕は思います。

音の良し悪し
見た目の良し悪しはもちろん人それぞれです。

なので僕はこの楽器が、手にする皆様の審美眼の糧になってくれればいいなと思います。

これを良しとするか、悪しとするか。
人生において、様々な選択をする時の
"ものさし"の1つになってくれたら、とても嬉しいです。

僕がアッ!と驚くような、皆さまなりの
KATANAの使い方を見るのを楽しみにしています。

最後に、この楽器の魅力を引き出した
素晴らしいアートワーク制作に携わって頂いた、
フォトグラファーのマチェイ・クーチャ氏( @maciejkucia )
スタイリストのTEPPEI氏( @TEPPEI )
ヘアメイクのtaro yoshida氏( @taro6078 )に感謝します。

そしてもちろん、日本のフェンダーチーム( @fender_jp )
アメリカのフェンダーチーム( @Fender Guitar )にも感謝します。

早く発売日が来ないかな。
楽しみ。

ハマ・オカモト


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2021/7/15

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