西野亮廣さんのインスタグラム写真 - (西野亮廣Instagram)「一昨日、とある出版関係者さんから相談を受けたんです。  相談内容は詳しく言えませんが、ザックリ言うと、「これから作ろうと思っている本の売り上げの見込みと、本の制作費が合わない」という感じです。 書籍って、紙の質から、こだわり出したら、いくらでもお金がかかっちゃうんですね。  一般的には、制作費をかけちゃったら、その分、書籍の値段は上がって、書籍の値段が上がれば、次は売るのが難しくなってくる。  そういう時って、大体、「回収できそうにないから、作るのを止めよう」という判断になっちゃうのですが、これ、まぁ、僕のことを昔から応援してくださっている方からすると、まったく諦めなくてもいい案件じゃないですか?   だって、僕の絵本って1冊作るのに2000万円〜2500万円とかかかるわけで……そんなもん、印税では回収できないのは承知の上で作ってますよね?   「完成品の売り上げでは回収できないから、制作過程を販売していこう」ということを7〜8年前からやっているので、僕のことを知ってくださっている方は、「制作費が回収できない」という問題に対して、「クラファンとか、オンラインサロンとかで、制作過程を販売すればイイんじゃないの?」という打ち手が出てくると思うのですが、西野調べによると99%の作り手は、ここで「採算が取れない…」と諦めちゃうです。   これって、あまりにも勿体無いですよね。 だって、知識さえ仕入れていれば、諦めなくてもいい案件なので。    もう一つ。   『映画 えんとつ町のプペル』のドライブインシアターの追加上映が、またまた決まりました。 詳しくは、イオンシネマのドライブインシアターのH Pをご確認いただきたいのですが、ザッと、日程と会場を発表すると…   《追加上映決定!!》  6/11(金)イオンレイクタウン  6/12(土)イオン大井  6/18(金)イオン板橋ショッピングセンター  6/18(金)イオンモール筑紫野  6/19(土)イオンモール佐賀大和  6/19(土)イオン市川妙典(いちかわみょうでん)  6/20(日)イオンモール佐賀大和  6/20(日)イオンモールむさし村山     となっております。  「車の中から観る映画」という非接触エンタメなので、こうして大々的に宣伝できているわけですが、これって、去年コロナが襲ってきた時から、こっそりとスタンバイしていたんですね。 でも、これにしたって、自分の知識の中に「ドライブ・イン・シアター」という選択肢がなかったら、「コロナだから上映は諦めよう」となっていたわけじゃないですか? でも、これ、諦めなくていい案件ですよね。   この仕事をしていると、大小いろんな挑戦を見て、諦めていく姿を見るのですが…その中で、「いやいや、それは諦めなくてもイイのに」というシーンをよくよく見かけるんです。 「それは、こうすれば突破できるよ」とか、「今、抱えている問題は、たった〇〇をするだけで、10秒で解決できるよ」といった。   たとえば、クラウドファンディングという選択肢が根付いたのって、ここ1〜2年じゃないですか? 日本にクラウドファンディングがきたのって、2011年の3月とかでしょ?   つまり、クラウドファンディングが根付くまでの約8年近くは、「クラウドファンディングを知っていれば諦めなくて良かったのに、知らなかったばっかりに諦めた挑戦や命」があったわけじゃないですか?   それって、すごい数だと思うんです。   でね…   今日は、ここについて議論したいのですが、「できないものはできないんです」 逆立ちしたって、できないものはあるんです。 そんなものをどうにかしようとしたって無駄なので、僕達は「これは逆立ちしても、できない」という判断を秒速でおこなって、そして他の道を探った方がいいですよね?   ただ、「これは逆立ちしても、できない」という判断って『知識』がないとできないんです。   だってそうでしょ? 知識がなかったら、本当ならば「できること」も「できない」と判断してしまうので。   朝っぱらから熱っぽく語ってますが、何が言いたいか分かりますか? すごく逆説的ではありますが、「知識は、正確かつ迅速に諦める為にある」ということです。   一回、僕の会社のインターンをやって、僕の仕事を間近で見てください。 僕、正しく諦めるのがメチャクチャ早いんで(笑) 「あ、無理。そこに張っても、こうでこうでこうなって、こういう問題が起きて、その時の対策してA B Cの3パターンが挙げられますが、この状況だとAとBは〇〇という理由から確実に失敗して、Cは僅かに可能性はありますが、突破したところで、リターンが△△ぐらいなので、突っ込んだコストに見合わないから、全部撤退して、別の道を探りましょう!」みたいな感じです。   これ、知識がないと、「いけるかなぁ〜、どうかなぁ〜」と迷っている時間が生まれて、場合によっては、「ワンチャンあるかも」みたいな感じで突っ込んでしまって、大幅な時間ロスが生まれる。   結局、時間というものは有限で、つまるところ、「他人との競争」というのは、「限られた時間をどう使うか?」という時間割りの勝負じゃないですか? その時に、知識が必要です。」6月4日 10時25分 - japanesehandsome

西野亮廣のインスタグラム(japanesehandsome) - 6月4日 10時25分


一昨日、とある出版関係者さんから相談を受けたんです。

相談内容は詳しく言えませんが、ザックリ言うと、「これから作ろうと思っている本の売り上げの見込みと、本の制作費が合わない」という感じです。
書籍って、紙の質から、こだわり出したら、いくらでもお金がかかっちゃうんですね。

一般的には、制作費をかけちゃったら、その分、書籍の値段は上がって、書籍の値段が上がれば、次は売るのが難しくなってくる。

そういう時って、大体、「回収できそうにないから、作るのを止めよう」という判断になっちゃうのですが、これ、まぁ、僕のことを昔から応援してくださっている方からすると、まったく諦めなくてもいい案件じゃないですか?
 
だって、僕の絵本って1冊作るのに2000万円〜2500万円とかかかるわけで……そんなもん、印税では回収できないのは承知の上で作ってますよね?
 
「完成品の売り上げでは回収できないから、制作過程を販売していこう」ということを7〜8年前からやっているので、僕のことを知ってくださっている方は、「制作費が回収できない」という問題に対して、「クラファンとか、オンラインサロンとかで、制作過程を販売すればイイんじゃないの?」という打ち手が出てくると思うのですが、西野調べによると99%の作り手は、ここで「採算が取れない…」と諦めちゃうです。
 
これって、あまりにも勿体無いですよね。
だって、知識さえ仕入れていれば、諦めなくてもいい案件なので。

 
もう一つ。
 
『映画 えんとつ町のプペル』のドライブインシアターの追加上映が、またまた決まりました。
詳しくは、イオンシネマのドライブインシアターのH Pをご確認いただきたいのですが、ザッと、日程と会場を発表すると…
 
《追加上映決定!!》
 6/11(金)イオンレイクタウン
 6/12(土)イオン大井
 6/18(金)イオン板橋ショッピングセンター
 6/18(金)イオンモール筑紫野
 6/19(土)イオンモール佐賀大和
 6/19(土)イオン市川妙典(いちかわみょうでん)
 6/20(日)イオンモール佐賀大和
 6/20(日)イオンモールむさし村山
 
 
となっております。

「車の中から観る映画」という非接触エンタメなので、こうして大々的に宣伝できているわけですが、これって、去年コロナが襲ってきた時から、こっそりとスタンバイしていたんですね。
でも、これにしたって、自分の知識の中に「ドライブ・イン・シアター」という選択肢がなかったら、「コロナだから上映は諦めよう」となっていたわけじゃないですか?
でも、これ、諦めなくていい案件ですよね。
 
この仕事をしていると、大小いろんな挑戦を見て、諦めていく姿を見るのですが…その中で、「いやいや、それは諦めなくてもイイのに」というシーンをよくよく見かけるんです。
「それは、こうすれば突破できるよ」とか、「今、抱えている問題は、たった〇〇をするだけで、10秒で解決できるよ」といった。
 
たとえば、クラウドファンディングという選択肢が根付いたのって、ここ1〜2年じゃないですか?
日本にクラウドファンディングがきたのって、2011年の3月とかでしょ?
 
つまり、クラウドファンディングが根付くまでの約8年近くは、「クラウドファンディングを知っていれば諦めなくて良かったのに、知らなかったばっかりに諦めた挑戦や命」があったわけじゃないですか?
 
それって、すごい数だと思うんです。
 
でね…
 
今日は、ここについて議論したいのですが、「できないものはできないんです」
逆立ちしたって、できないものはあるんです。
そんなものをどうにかしようとしたって無駄なので、僕達は「これは逆立ちしても、できない」という判断を秒速でおこなって、そして他の道を探った方がいいですよね?
 
ただ、「これは逆立ちしても、できない」という判断って『知識』がないとできないんです。
 
だってそうでしょ?
知識がなかったら、本当ならば「できること」も「できない」と判断してしまうので。
 
朝っぱらから熱っぽく語ってますが、何が言いたいか分かりますか?
すごく逆説的ではありますが、「知識は、正確かつ迅速に諦める為にある」ということです。
 
一回、僕の会社のインターンをやって、僕の仕事を間近で見てください。
僕、正しく諦めるのがメチャクチャ早いんで(笑)
「あ、無理。そこに張っても、こうでこうでこうなって、こういう問題が起きて、その時の対策してA B Cの3パターンが挙げられますが、この状況だとAとBは〇〇という理由から確実に失敗して、Cは僅かに可能性はありますが、突破したところで、リターンが△△ぐらいなので、突っ込んだコストに見合わないから、全部撤退して、別の道を探りましょう!」みたいな感じです。
 
これ、知識がないと、「いけるかなぁ〜、どうかなぁ〜」と迷っている時間が生まれて、場合によっては、「ワンチャンあるかも」みたいな感じで突っ込んでしまって、大幅な時間ロスが生まれる。
 
結局、時間というものは有限で、つまるところ、「他人との競争」というのは、「限られた時間をどう使うか?」という時間割りの勝負じゃないですか?
その時に、知識が必要です。


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2021/6/4

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