Novel Coreさんのインスタグラム動画 - (Novel CoreInstagram)「随分暑くなってきたね。皆はどんな風に過ごしているかな？今日は俺から皆に報告しなきゃいけない事があって。少し長くなってしまうかもしれないんだけど、是非最後まで読んでくれたら嬉しいです。気付いている人も沢山いると思うんだけど、春に発売を予定していた新しいアルバム、その発表及び発売が大幅に遅れてしまっています。それに伴い、5月〜6月で行うつもりだった全国ツアーも後ろ倒しになってしまっていて。（今の世間の状況的にそもそも難しかった説は確かにあるんだけどね。）まずは、アルバムとツアーの発表を心待ちにしてくれていたファンの皆、本当にごめんなさい。皆からは毎日色々な場面でパワーを貰っているし、俺も良い音楽とパフォーマンスでお返しをしたいと心から思っているので、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。今日はアルバムの発表が遅れている理由について、そして、俺自身とそのアルバムの現状について、ありのままを伝えさせてください。今年の1月、春に新しいアルバムとツアーを動かすと発表した俺のバースデーライブ。あの辺りから精神面での浮き沈みがやけに激しく、仕事中に感じる異常な高揚感や自信に対して、家でベッドに入ると感じる底知れない虚無感や不安、それらをコントロールするのが難しくなっていました。正直、心の浮き沈みが激しいせいで訳もなく涙が出る事とか、昔からよくあった事で。これを読んでいる皆にも似たような経験はあるだろうし、特に問題のない、ありふれた感覚だと思っていました。ただ、遡ってみると、天気雨の制作を終えて以降、歌詞が全く書けない状態になってしまっていて、それも良い歌詞が降りてこないとか、納得のいくものが出来ないとかではなく、根本的に1文字も筆が進んでいない状態でした。いわゆる "自分の感情を言語化する" という事自体が、全く出来なくなっていました。それに加え、精神の乱れが原因で睡眠時間がめちゃくちゃになっていて、ほぼ1日中寝ているみたいな日もあれば、丸3日間ほぼ眠りにつけないような日もあったり。そもそも歌詞が書けなくなるという事自体、今まで経験した事がなかったので、凄く怖くて、毎日一緒にいる母にすら打ち明けられずにいました。でも、この整理が出来ていない感情のまま制作を続けたら、何かが壊れてしまう気がする。そう思い、日高さんに連絡をしたのが1月末です。新曲2曲のレコーディングに向かう前日でした。全然言葉にまとまりがつかず、電話が出来る状態ではなかったので、乱文で今の状態を説明しました。日高さんからきた返信を見て、涙が止まらなくなったのを覚えています。「前向きに関わってくれるスタッフさんが多い分、弱音とか不安とか見せづらいだろうけど、俺らには超マイナスな部分でも見せて大丈夫だよ！」「話してくれてありがとうね。とにかく全然悪い事じゃないから大丈夫だよ！無理しないでゆったりやっていこう。一緒に温泉でも行く？」打ち明ける事を恐れていた自分が恥ずかしくなるくらい、日高さん含め、チームの皆さんは温かく、親身になって話を聞いてくれました。結果、俺は2月からアルバムの制作を離れ、睡眠時間の調整や体調管理の為に定期的に通院したり、カウンセリングを受けたりしながら、約3ヵ月間、お休みを頂きました。俺からのわがままなお願いで、無理のない範囲で音楽以外のお仕事は続けさせて頂いたんですが、その間も日高さんをはじめ、チームの皆さんは常に気遣ってくださり… 俊哉さんがわざわざ自宅近くまで会いに来てくれて、色々な話を聞いてくださったり。竹中さん達が俺の急ブレーキに対応する為にお仕事のスケジュール等を上手く調整してくださったり。木村さんが現場で常に様子を確認をしてくださったり。リモートの打ち合わせで越智さんと久々に顔を合わせる機会があって、ご迷惑をおかけしてしまった事を謝った時の「全然ノープロブレムだよ！大丈夫だよー！」というあの優しい声は一生忘れないです。この温かいチームで音楽が出来て、心から幸せだと、改めて強く思いました。そして、そんな期間を経て、今月。制作に完全復帰しました。体調も精神もベリグーだよ！！あの3ヶ月間で考えた事、学んだ事。その全てがこのアルバムを大きく成長させる。そして、必ず素晴らしいものになる。その確信があります。もう少しだけ皆を待たせてしまうけど、出来るだけ早く、皆の手元に届くように頑張ります！遅れを取った分、必ず期待に応えるから、楽しみに待っていてください。改めて、この3ヶ月間、俺を支えてくださった皆さん。本当に本当にありがとうございました。もう怖いものなんかない。やったるぞ！引き続きよろしくお願いします！ Novel Core」5月20日 21時02分