吉田知那美のインスタグラム(chinami1991) - 5月6日 22時23分



2020年7月29日、ピラティスから帰える途中の道端で、
カラスに突かれて衰弱している子猫を保護しました。
目も開いておらず鳴きもしないため、すぐに動物病院に連れて行き検査してもらうと生後約2ヶ月の500gの女の子とのことでした。
仮の名として道端ちゃんと名付けました。

というわけで、多分、今月が道端ちゃんの1歳のお誕生日なのではと思いこの文書を綴っています。

はじめはすぐに里親として迎えてくれる家族に引き渡す予定でしたが、まずは体力を回復させる必要があるとのことで体重を800gまで増やす事が目標になりました。

衰弱し目と鼻は塞がり、声が出せない状態でしたが、
すぐにご飯は食べられるようになりました。
ただ風邪も患っており涙が止まらない+1日1億回位くしゃみをし続けるため思ったように体重は増えてはいきませんでした。

この子は生まれて間もなく親兄弟に道端に置いていかれ(お母さん猫もカラスが怖かっただろうから仕方ない)、カラスには突かれて、保護されてもなお大号泣しながらくしゃみ鼻水が止まらない生活を強いられる星に生まれたのかと思うと、仮名を道端ちゃんから絶望ちゃんに変更することも一瞬頭をよぎりました。さすがに可哀想なのでやめました。

体重が増えるのを待つうちにカーリングシーズンがはじまり、不要不急の移動制限もかかり、子猫を道外へ引き渡すこと自体もリスクを伴うとの助言もあり、とても迷いましたが最後は我が家のど真ん中でひっくり返って寝てる姿を見てここに居させてもらうようにお願いしようと決めました。

先住猫たちには申し訳なかったなと思うこともあります。
良かったことをあげるなら、全員一日中道端ちゃんに追いかけ回されて、太りぎみだった体重が標準になったことです。

家族になり10ヶ月が経ちましたが、毎日毎日悪さという悪さばかりしています。ヒカキンさんのような優しいものいいではなく本気の『また悪さしてるんかー!!』が繰り返されています。
お花を殴り散らし、家中の花瓶を倒し、仏壇や神棚の水を飲み、入り胡麻を撒き散らし、あらゆる物を盗み食い。
よくもまぁこんなに思いつくなというイタズラをしてみんなを困らせますが、考えてみれば生まれた時が人生最悪だったから今とっても幸せで楽しんだろうなぁと多少目を瞑り見守っています。
そしてやっぱり、どんな子でもわが子は可愛いです。

もともと衰弱し風邪をひいた状態で保護した子猫なので、この先どれくらい生きられるか、どのくらい一緒に過ごせるかは分かりませんが、人生最高の瞬間を我が家でのびのびと更新し続けてほしいなと思います。

1歳のお誕生日おめでとう、吉田道端ちゃん。

#結果変な名前で可哀想


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2021/5/6

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