中江有里のインスタグラム(yurinbow1226) - 4月27日 13時15分

最近寄せた文庫解説。

最新はインパルスの板倉俊之さん『月の炎』。

主人公は小学生。遠く離れてしまった時代を描くのはとても難しいけど、生き生きとした躍動感、少年のまっすぐな正義感が心地よい。
板倉さん、多才です。

この春ドラマ化されて、わたしも毎週楽しみに見ているジェーン・スーさん『生きるとか死ぬとか父親とか』（新潮文庫）
こちらはスーさんのエッセイ。文才の塊みたいな方です。

古内一絵さん『花舞う里』（小学館文庫）
著者デビュー10周年に合わせて出した一冊。
帯に解説の一節があります。
いい小説は美しい布に似て、見ても触っても飽きがこない。
文章は触れられませんが、でも文章には色や質感がある、と感じます。

まだ紹介していない作品、現在執筆中で近日刊行になる作品は、また後日。

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