市原隼人のインスタグラム(hayato_ichihara) - 3月7日 19時04分

小学生の頃、ジャッキー・チェンが大好きで家で映画を観ながら、父に雑誌を束ねてミットの様に持ってもらい、ジャッキーの動きに合わせて、何度もアクションの真似事をやっていた。
今でもアクションが大好きでアクションシーンがあれば、子供の頃の気持ちと全く変わらない気持ちで、現場に向き合っています。“いつかカッコいいアクションでジャッキーみたいに多くの人を楽しませて優しい心をもてる人になりたいなぁ”と子供のころ何時も思っていました。
２歳から器械体操と水泳を始め、様々なスポーツや格闘技をかじった自分は、並大抵の役者よりも体を動かすことには自信があります。
ですが…本気でアクションと向き合えるのは40歳までかもしれないと思っています。いつかどこかで、ごまかす事や自分の体力にともなって妥協する日がくるかもしれない。憧れていた事で悔しい想いをする事を考えると焦る様な複雑な想いがわいていました。

なので、『太陽は動かない』の様に一切の妥協なく挑戦させていただける作品が凄く嬉しく、声をかけていただけた事に感謝しきれません。
自分の役者人生に後悔をしたくありません。
自分で掲げた“本気で笑い、本気で泣き、本気で悔しがり、物事の根源を見つめ続ける事”を想えば、最大限に安全を考慮した上でも、避けられないアクションの中での怪我や不安や恐怖とも向き合い、アドレナリンに乗ってマイナスな事を全てを忘れ、笑ってしまうほど世界中の誰よりも楽しめる自信があります。
その自分を子供の頃の自分に見せてあげたい。
…そして、いつからか口癖になってしまった『笑わせんじゃねーよ、全然足りねぇ』と。笑
困っちゃう程、自分の中のハングリー精神が止まりません。今、できる全ての事に感謝し、やれる事をやれるうちに沢山やっていきたいです。
また、逆に今まで見えなかった新たな感情が出てくる事を楽しみにしながら…。
この作品での緊張感のあるアクションは僕の中の大きな夢の一つでした。常に心の中でバチバチのアクションがやりたいと想っています。
ブルガリアでの話したい事が沢山ある。
#映画 #太陽は動かない #アクション #ブルガリア

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