沢口千恵のインスタグラム(chiesawaguchi) - 2月15日 11時12分
昨夜のバレンタインは構成演出をしました
伶美うらら「万華鏡〜花舞う、時の葉〜」公演でした。
毎回挑戦があるのですが、今回は佐野洋子さんの絵本「100万回生きたねこ」を伶美うららの朗読と坂田守さんのダンス、古垣未来さんの音楽で表現しました。
この「100万回生きたねこ」は去年の夏も、違う演出で表現させていただきましたが今回は白猫を主体とし物語を語るという方向で演出しました。
愛を時に主体に時に俯瞰で捉えたくそうしました。
ライブハウスという限られたなかでは、ライブハウススタッフとは当日に行う、打ち合わせで進めます。
出演者をはじめ、音響さん、そして照明さん
スイッチャーさんとの実験のような限られた時間。
本番はスイッチャーさんの感性にお任せするのですが、無観客の配信公演は演出がその意思を伝え、概ねの画角を切り取りたい箇所もお伝えします。
配信画面の構図も演出としての仕事になるのがまたお客様のいるステージと違い、それがとても楽しいことでもあります。
声優やリポーター、ナレーターとしてですが、テレビの仕事をしていたので、スタジオで構図やカットを追っていた経験も生きてるかもしれません。とかく、編集作業をスタジオで見ているのが大好きでしたし。
もちろん、もっと追求したいことはたくさんありますが、このような公演ではそこにいる、今いる人の瞬間の集中やエネルギー、そして未知の余白が画面越しに伝わるスリルが醍醐味であるように思います。
演者やスタッフがそれを楽しんでくださるように、コンセプトや意図をお話をして進めるのですが、やはり演者さん、スタッフさんの力量にすべて助けられています。
感謝が尽きません。
人を信じることができるという有難さを感じていました。
伶美うららの公演毎に進化してゆく姿がとても逞しく、その持ち前のうららかさと明るさが、主演として、リーダーとして、チームの要になっているのを今回より強く感じました。
ご覧くださいました皆様、ありがとうございました。
私も進化していきたいです。
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2021/2/15