DJ AIKO 62のインスタグラム(djaiko62) - 2月12日 21時22分


会期も2月14日までと迫った今日、夕方にお邪魔したのが祇園にある何必館・京都現代美術館です。お目当ては「時代への視線 Martine Frank展」です。

メインビジュアルのポスターにもなっている、《トーリー島、アイルランド 1995》の躍動感や子供たちの無邪気で楽しそうな表情、この瞬間を撮影できたのが奇跡だなと思えるほど惹きつけられた写真でした。

マルティーヌ・フランクはベルギーに生まれ、アメリカ、フランス、スペインで学びました。フリーランスの写真家としてキャリアをスタートした5年後、マグナム創始者でもあるアンリ・カルティエ=ブレッソンと結婚、その後マグナム・フォトの正会員にもなりました。

今展でも多く見られるアイルランド・トーリー島で撮られた写真や、無邪気な表情がかわいい子供たちの写真、また、非常に写真に撮られることを嫌ったというアンリ・カルティエ=ブレッソンの、気を許した人だけに見せる表情はどれも優しさで溢れているように思えました。最近Bunkamuraで見たドアノーと2人で熱い議論をたたかわせているようなワンシーンも印象に残りました。

サイン入りのオリジナルプリント60点で構成されています。

京都では本当によく行く美術館でもあります。観光で来られる方なら八坂さんや円山公園、祇園や花見小路からもすぐです。次回はぜひ現在行われている企画展をチェックしてどうぞ。

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2021/2/12

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