こうやもゆのインスタグラム(1001moyu) - 2月12日 02時28分

好きなお花はたくさんあるけれど、花束にチューリップがあると「！」ってなるから、わたしは自分が思っているよりチューリップを気に入っているのだと思う。

わたしの通っていた保育園の卒業アルバム(だったかな…？)的なやつは、各親からの一言メッセージも載っているものだった。大体、「大きくなったね」とか「小学校に上がっても〜」みたいな内容だったはず。
　
わたしのお母さんからのわたし宛のメッセージは、なんとまったく覚えていないのだけど、そこにチューリップの絵が描かれていた記憶だけが残っている。

一言メッセージを囲うようにして、よくイラストで見かけるデフォルメされたチューリップが描かれていた。ちょっとファンシーな感じで。

わたしの記憶が正しければ、他の親たちからのメッセージ欄には、イラスト付きのものはあまりなかったように思う。

当時のわたしはそれを見て、メッセージの内容よりも、「えっ…！手が！手が込んでる…！こんなにわたしのために描いてくれたの？え！すごい、うれしい！」と、ちょっと泣きそうになるくらい(泣いてたかな…？)衝撃を受けて。

今思えば、お母さんは元美術部だし、絵もうまいほうだったし、文字だけじゃさみしいかなと思って、ちょちょいとチューリップの絵で空間を埋めてくれたのだと思う。
でもその頃のわたしにとっては、卒園での先生や友達との別れよりも、メッセージの内容よりも感動的だったのでした。不思議だね。
メッセージだって、「わたしのため」だし、わたしに向けられたものなのに、絵とその手間に心が揺れていたのです。

で、このエピソードを、チューリップを見るたびに思い出すわけじゃないし、チューリップの色合いやディテールが単に好みなだけかもしれないのだけど、
ふと「結構チューリップ好きだな、なんでかな」と自問した時に、この思い出が蘇ってきたから、書き残してみたよ。

チューリップの花言葉は「思いやり」。
赤のチューリップは「愛の告白」「真実の愛」。
ピンクのチューリップは「愛の芽生え」「誠実な愛」。だそーです！(今調べた)

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