中井智彦さんのインスタグラム写真 - (中井智彦Instagram)「【お正月オススメのミュージカル映画3選】 ●中井智彦の「ミュージカルトレインなかい号」Vol.4-③  ★最後の停車駅は「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」 最後に紹介するのは「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」です。1960年に公開されたB級ホラー映画が、1982年にハワード・アッシュマンとアラン・メンケンのコンビによってオフ・ブロードウェイでミュージカル化され、更にそれが映画化されたのがこの作品です。コメディとラブストーリーの要素が強く、アラン・メンケンの楽曲もポップでファンキー。ホラーが苦手な方でも、楽しめる作品だと思います。アラン・メンケンといえば、「アラジン」や「美女と野獣」などのディズニー作品が有名ですが、ディズニーの音楽を手掛けることになったきっかけが、この「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」の成功だったと言います。メロディの中に、後のディズニー音楽にも通じるものがあり、この作品が今のアラン・メンケンの原点なのではないかと思います。 物語の舞台は、”スキッド・ロウ”という、貧しく、犯罪が多発する街。リック・モラニス演じる、気弱でさえない青年シーモアの人生が、偶然手に入れた不思議な花の力によって好転し始める。しかし、その花の好物はなんと人間の生き血。最初は少しずつ自分の血を与えていたシーモアでしたが、やがて殺人を犯すようになって…と、言葉だけで聞くと、とてつもなく狂気的な話なのですが、決してリアルではない、作り物感のあるセットの中で、ポップな音楽に乗せて、思い切りデフォルメされたキャラクター達が演じていると、とても面白い。ミュージカル映画という表現方法だからこそ、ここまでポップな見せ方ができたんだと思います。そして、そのポップな世界観の中にも、所々に風刺が散りばめられていて、とてもセンスが良いんです。 実はこの作品には、2種類のエンディングが存在します。元々はバッドエンドだったのですが、急遽追加撮影をして、ハッピーエンドバージョンが公開されたそうです。現在販売されているDVDにはハッピーエンドバージョンが、ブルーレイにはバッドエンドバージョンが収録されているので、2つのラストを見比べてみるのも面白いかもしれません。  そろそろ終着駅が近づいてきました。「ミュージカル映画」の旅、いかがでしたでしょうか。 このお正月休みに、是非お家でミュージカル映画を楽しんでみてくださいね。  それでは次回も、素敵なミュージカルの旅でお会いしましょう。本日のご乗車、誠にありがとうございました。ご案内は、中井智彦でした。  ※中井智彦ファンクラブでは、会員ページにて、こちらの内容をwebラジオとして公開しています。更に今回からは、webラジオ限定のスペシャルトークもあります。今回は、「ミュージカル映画の楽しみ方」というトピックをお話ししていますので、そちらも是非チェックしてみてください。  #リトルショップホラーズ #アランメンケン #リックモラニス #ミュージカル #ミュージカル映画 #littleshopofhorrors #alanmenken #rickmoranis #musical #musicalmovie」1月1日 11時57分 - nakaitomohiko

中井智彦のインスタグラム(nakaitomohiko) - 1月1日 11時57分


【お正月オススメのミュージカル映画3選】
●中井智彦の「ミュージカルトレインなかい号」Vol.4-③

★最後の停車駅は「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」
最後に紹介するのは「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」です。1960年に公開されたB級ホラー映画が、1982年にハワード・アッシュマンとアラン・メンケンのコンビによってオフ・ブロードウェイでミュージカル化され、更にそれが映画化されたのがこの作品です。コメディとラブストーリーの要素が強く、アラン・メンケンの楽曲もポップでファンキー。ホラーが苦手な方でも、楽しめる作品だと思います。アラン・メンケンといえば、「アラジン」や「美女と野獣」などのディズニー作品が有名ですが、ディズニーの音楽を手掛けることになったきっかけが、この「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」の成功だったと言います。メロディの中に、後のディズニー音楽にも通じるものがあり、この作品が今のアラン・メンケンの原点なのではないかと思います。
物語の舞台は、”スキッド・ロウ”という、貧しく、犯罪が多発する街。リック・モラニス演じる、気弱でさえない青年シーモアの人生が、偶然手に入れた不思議な花の力によって好転し始める。しかし、その花の好物はなんと人間の生き血。最初は少しずつ自分の血を与えていたシーモアでしたが、やがて殺人を犯すようになって…と、言葉だけで聞くと、とてつもなく狂気的な話なのですが、決してリアルではない、作り物感のあるセットの中で、ポップな音楽に乗せて、思い切りデフォルメされたキャラクター達が演じていると、とても面白い。ミュージカル映画という表現方法だからこそ、ここまでポップな見せ方ができたんだと思います。そして、そのポップな世界観の中にも、所々に風刺が散りばめられていて、とてもセンスが良いんです。
実はこの作品には、2種類のエンディングが存在します。元々はバッドエンドだったのですが、急遽追加撮影をして、ハッピーエンドバージョンが公開されたそうです。現在販売されているDVDにはハッピーエンドバージョンが、ブルーレイにはバッドエンドバージョンが収録されているので、2つのラストを見比べてみるのも面白いかもしれません。

そろそろ終着駅が近づいてきました。「ミュージカル映画」の旅、いかがでしたでしょうか。
このお正月休みに、是非お家でミュージカル映画を楽しんでみてくださいね。

それでは次回も、素敵なミュージカルの旅でお会いしましょう。本日のご乗車、誠にありがとうございました。ご案内は、中井智彦でした。

※中井智彦ファンクラブでは、会員ページにて、こちらの内容をwebラジオとして公開しています。更に今回からは、webラジオ限定のスペシャルトークもあります。今回は、「ミュージカル映画の楽しみ方」というトピックをお話ししていますので、そちらも是非チェックしてみてください。

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2021/1/1

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