宮城夏鈴のインスタグラム(karin_karin0516) - 12月25日 07時53分
【チムガナサ宮城夏鈴写真展】
※いよいよ、明日開催!
一から制作し
撮影の時に履いていたアダン葉草履も衣装展示コーナーで展示します。
撮影が終わっても
愛着があっってグラウンディングしたい時良く履いてた😌✨
そんなアダン葉草履の制作を教えてくれたえりなさんから
素敵なメッセージを致いたので紹介します。
とっても心に響くので
ぜひ読んで下さいね!
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私がアダン葉草履に出会ったのは、約5年前。南城市に移住後すぐのことでした。
自分でリメイクした竹皮の草履をはいて散歩をしていたら
地元のおじいさんに「それはアダン葉草履ね?」と声をかけられました。
おじいさんの目には、その草履が昔懐かしいアダン葉草履に見えたようでした。
当時はアダンのことも知らなかった私は、そのことがきっかけとなり、アダンに強く心を惹かれました。
図書館で沖縄の風土や民芸品に関する古い文献を読み、ひと昔前の沖縄の、アダンやクバなどの身近な植物で作られた民芸品の美しさや、先人の知恵や技術に、とても感動したことを覚えています。
「アダン葉草履を自分で一から編んでみたい」という想いが、私の胸の中に湧きました。
はじめは近くの方で教えてくれる方はいないかと探しましたが、
今はもう、編み方は覚えていないという方がほとんどで、最終的に石垣島で編み方を教えてくれる方を見つけ、編み方の基礎を習いました。
初めて作った草履は、形はいびつながらも履きごごちは最高に気持ちよく、ずっと畳の上を歩いているような軽やかさ。
すっかり魅了され、それからも一人で試行錯誤をしながら編み続け、アダン葉草履作りを通して、季節の移ろいと共に植物のことや自然のこと、沖縄のことを学びました。
数年経った頃、南城市のイベントで実演をしていたところ、地元の高齢者の方々から、たくさんの声をかけていただきました。
中には涙ぐみながら「懐かしいね〜編んでくれてありがとうね。」と言われたとき、はじめは自分のために始めた草履作りが、いつの間にか地元の皆さんが喜んでくれていたことに気づき、本当に嬉しい出来事でした。
その後「アダン葉草履を編んでみたい」と声をかけていただきワークショップを始めました。
地元の方々が、改めて沖縄の自然や手仕事の素晴らしさに気づいて、楽しく一緒に編むことができ、先人の知恵や技術を自分なりに次に繋げることができたような気がします。
そんな活動を通じて夏鈴さんとも繋がり、撮影時に履く草履を一緒に一から作りました。
一足目から、とても綺麗な草履を作った彼女には、やはり、ウチナンチュの血が流れているんだなと感心しました。
今回、素晴らしい企画とメンバーにより写真の中に収められたのは、「古き良き」沖縄と「今」の沖縄、そして「未来」に残したい沖縄です。数十年後を生きる人々が、この写真を見た時、どんな気持ちになるんだろうと想像すると胸がワクワクしています。
最後になりましたが、このような素晴らしい企画の一員として参加できたことを心から感謝しています。
佐藤絵里奈
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写真展詳細↓
12月26日(土)
13:00〜16:00
12月27日(日)
11:00〜16:00
@国立劇場おきなわ小劇場内
入場無料
⚠️New
駐車場は国立劇場北口駐車場をご利用ください。【チムガナサ写真展】と駐車場係へお申し付けください。
なお駐車場からの退出は16:00になります。
ぜひお越し下さい💕
#アダン葉草履
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2020/12/25