eclat.magazineのインスタグラム(eclat.magazine) - 11月13日 13時22分

室町時代の『藤袋草子絵巻』にいた、禰豆子状態の女の子。
 
"かわいさ"や"おかしみ"の感性については、今の漫画も御伽草子もさほど変わらないように思います。『雀の小藤太絵巻』では、鳥たちが和歌の応酬。掛言葉まで使って雀をいたわる鴛鴦夫婦の優しさよ。
 
いずれも、11/29まで開催されているサントリー美術館の『日本美術の裏の裏』の出品作です。

ここのところネットで鬼滅ニュースを浴びっぱなしで、「箸が転んでも鬼滅」的な脳みそになってますが、そのおかげで余計に楽しめた部分もあろうかと。吹き抜けの眺めはちょっと那田蜘蛛山っぽかった。

真面目な話としましては、『かるかや』上下冊一挙公開が圧巻。また、花見らしい花見をしなかった今年は、『隅田川図屛風』の描写が沁みました。
(編集B)
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