中江有里のインスタグラム(yurinbow1226) - 10月22日 18時52分
「オール讀物」に不定期で書いている『万葉と沙羅』シリーズ最新作『ひとりひとりのぼくら』が本日発売の11月号に掲載されています。
今回は大学に進学した万葉くんのモラトリアムに焦点をおいた物語。
シリーズものですが、単独でもお読みいただけます。
本で繋がる、がテーマのシリーズは、2017年に始まり、今回で3回目(間にスピンオフ作品があります)。いつのまにか月日が過ぎていますが、小説内の時間は現実に追いついていません。
途中で想像もしなかった感染症が広がり、小説内はどうしようかと悩みました。
結論としては感染症のない世界になっています。
今書いている別の作品もみな感染症は登場していません。もしかしたらこれから出てくるかもしれませんが。
いろいろ考えた結果「万葉と沙羅』シリーズはパラレルワールドとして感染症はないけど、ディスタンスのある世界にしました。
本をめぐる話だし、読書をするときは必然的にひとりになる。人とのディスタンスは避けられないので。。。
読んでいない方にはなんのことやら、ですよね。
単に今思うことをメモするような気持ちで打っています。
小説はフィクションだけど、嘘の世界ではなくて、ありえたかもしれないもうひとつの世界を書きたいと思うのです。
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2020/10/22