SHIROSEさんのインスタグラム写真 - (SHIROSEInstagram)「曲を書くようになった、きっかけの話。「中学3年生の夏」子供の頃。ずっと物を書く衝動があった。書いてないと、息ができなくなる。だから、息をするために書いてた。何をおもってるか、何をたべたか、いま体重何キロで今日は何をして、明日は何をしたいのか、いま誰が好きで、どうなりたくて、何ができないのか、ずっと書いてた。無意味に。誰にも、見られたくないような自分用の下書きメモ。気に入ってるペン。ノート。絶対に誰にも見せなかった。音楽をはじめる、ずっとずっと前の話。「中学3年生の夏」  【①ノート】中学3年生の夏。怖い先生から呼び出された。怒られるのかと思った。「君の言葉は、人の心を変えてしまう力がある。作文コンクールに出してみなさい」「はい。」何か、わからないけどさっき授業をサボりながら書いてたノートがあったから、見せれるマシなページだけ先生に渡してみた。 (不良ではなかったけどうまくサボっていた) 怖い先生はビビるほど感動してくれた。そして市長さんにそのノートを渡してくれた。今思えば、少し過激な内容だったけどよく渡してくれたな。行動力すごい市長さんも言ってくれた。「君は言葉づかいがユニークだね。そのまんまでいいから人前で話してみない？」ピアスは外さない。という条件で、やってみることにした。元カノがくれた大事なピアス。文化ホールで話すことになった。大人の人たちが、俺のノートなんかをみんなの前で読む機会を作ってくれた。【②舞台そで】ちょうど今みたいな秋。市内の全校から人が集まってた。地元の文化ホール。「中学生の主張」というタイトルが張り出されている。主張？！主張なの？！おれ、主張とかないけども！！ただのノートなのに！！！ヒドイ！！人生で初めて全校集会の5倍くらいの人前で話した。無茶苦茶きんちょうした。ドキョウなんてない、ダサい子供だったから。舞台そで。ビビってる俺。泣いた。「先生！震え止まらない。おれ、本番に弱いです。」と言ったら「シロセ君らしく！背伸びせずに、適当に話しなさい！」意味のわからないアドバイスをくれた。適当に、て。女子もみてるぞ！部活の後輩も見てる…。他校の好きな子も見てる…。 (後にその子と7年付き合う) (ありがとう先生) 「自分らしく」って、何かわからなかったから、先生のいうとおり適当に話してみた。用意してたノートとぜんぜん違うことを話してしまった…。それはノートには書かなかった自分が人に胸をはれないような下書きのような話。もう一生はなすこともないだろうというような。とても早口すぎてききとれないくらいに一生懸命はなした。予定時間よりも長く長く話した。話しをきいてくれた人たちは爆笑したりドンビキしたりしてた。エロい話ししてシーンとしたりもした。表現力もなかった。両手で数えれるほどだけど泣いてくれた人もいた。やりたくないことをやった経験とか夢とか、今とか、脈絡なく話しまくった。帰りには女子にサインを求められた。だけでなくバイクに乗ったヤンキーに石の看板で殴られた。痛かったから、死ぬほど逃げた。俺、バイクより足速かった。だから俺の勝ち。逃げ切った。でも女子に見られてハズかしかった。だから、やっぱヤンキーに向かってった。俺の公演はどうだったのか聞いてみた。普通に囲まれて、胸ぐら掴まれた。「殴れ」「殴れ」と、ヤンキーがまくしたてた。俺の話しなんてきいてない。「ジュース奢るから、まず殴られる理由教えて」と言った。「調子のってるから」と言われた。「調子のってない証拠はどう見せればいい？」と聞いた。ヤンキーは「あそこから跳べ」と言った。すごく高い屋根。学校でいうと、三階よりすこし低いくらい。舐められたくなかったから、迷わず飛んだ。ヤンキー達はビビっていた。大丈夫、俺も死んでない。すごく高いところから飛ぶと着地したときどこが痛いと思う？足？こし？違う。着地したときに、内臓と脳みそが揺れて気持ち悪い。ヤンキーが言ってくれた「おまえスゲーな」【③叫び】たぶんちょっと刺激的な話をしたのだろうな。俺には普通だったが先生は、公演のあと沢山色んな人にあたまをさげまくってくださった。また呼び出された。 …（長すぎたので次の投稿に続きます）」9月15日 7時22分