平部雅洋のインスタグラム(hirabechan_rggr) - 8月4日 21時06分
流れていく景色をボーっとながめ、One Summer's Dayを聴くと自分が物語の主人公のように思えた。
東海道新幹線東京行き。15号車には僕を含め、2人しか乗り込まない。目的地まで約二時間半、がらんとした車内では余計な事を考えてしまう。言葉にできない不安は今に始まった訳ではないけれど、晴れる兆しは見えてこない。
募る想いを腐らし、愛しの人には会えず、誰からも忘れられ、成し得たい事は二度と出来なくなってしまうのではないだろうか。人気商売の影に落ち込んでしまった僕の瞳は光を失い、愛される事も愛する事も忘れ、冷たい言葉しか口からでない、陳ねた人間になってしまうのではないだろうか。
「嫌じゃ嫌じゃ！」
邪推と共に、歌詞を書き、本を読み、うたた寝をする。
のぞみよ、お前の時速は285キロメートルもあるんだろ。このまま誰も知らない世界へ連れていってくれないか。
「先の事を考えすぎて不安になっても仕方ないでしょう」って馬鹿にしてくれよ。
2020.8.4
#8月4日
#画像はバックスを妬んだダフィがバックスを陥れようとするがことごとく失敗する回
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2020/8/4
