銀座 蔦屋書店のインスタグラム(ginza_tsutayabooks) - 7月31日 10時37分
【展覧会|Input/Output】
このたび、 店内のイベントスペース「GINZA ATRIUM」にて、ここ数年精⼒的に活動している現代アーティスト4名によるグループ展を開催いたします。
日本の現代アートシーンで活躍する新進アーティストによるグループ展となる本展では、NIKEの内装制作、SHISEIDO ART EGG賞受賞、初の作品集刊⾏、⽚岡真美キュレーション KUAD ANNUAL 2019 宇宙船地球号選抜など、以前より⽬覚ましい活躍をしている4名の作家の作品を展⽰いたします。
彼らはみな、独⾃のコンセプトや技法を⽤い、意外性のある作品の制作をおこなっています。
一林 保久道(@hokuto_ichibayashi )
⼀般の⼈々がイメージする⽇本画とはかけ離れた作品を⽣み出しています。
筆の運びや構図から⽇本画の技術を感じる⼀⽅、⼀般的に⽇本画では使われないような⼈⼯的な⾊彩は、パソコンのグラフィックやストリートカルチャーを想起させ、伝統的な技術と現代的な感覚が共存する作品をご覧ください。
川内理香子(@rikakokawauchi )
川内理⾹⼦が⼤事にしているキーワードの⼀つとして挙げられるのが「⾝体(しんたい)」です。
⾃分のものでありながら、捉えがたい体と思考の境い⽬やバランスを、鉛筆・油絵具・針⾦・ネオン管など様々なマテリアルを⽤いて作品に映し出しています。
菅原玄奨(@gensho_official )
今回唯⼀の⽴体作品を展⽰する菅原⽞奨は、彫刻の中でも⽊や⽯を彫るのではなく、粘⼟を使って「塑像」と呼ばれる造形⽅法を⽤いています。
どこかデジタルな世界も思い起こさせる、無機質な質感や⾒る⾓度で異なる⾊彩からは、彼のテーマとする現代⼈の佇まいや匿名性を受け取ることができます。
山本捷平(@shohei_yamamoto_art )
作品の特徴の⼀つである、私たちがデジタルな場⾯で使⽤している「コピー&ペースト」という動作をあえてアナログな⽅法で表現する⽅法は、学⽣時代に画⾯にぶちまけた絵具を偶然もっていたローラーで延ばしたことから⽣まれたそうです。
キャンバスの端に描いた図柄を、ローラーで転がすことによって、デジタルでは⾒られない偶然性や変化を⽣み出し、彼のテーマである「実体とはなにか」を追求しています。
会期:2020年8月11日(火)〜23日(日)
時間:10:30~20:30
場所:GINZA ATRIUM(イベントスペース)
料金:無料
主催:銀座 蔦屋書店
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2020/7/31