林信行のインスタグラム(nobihaya) - 7月10日 23時55分

創建百年の明治神宮で新たなアートイベントが始まった。
紫幹翠葉――山の木々がみずみずしく青々としていて美しい、まさにこの言葉通りの情景の神宮の杜に、今年、ひっそりとオープンした隈研吾による明治神宮ミュージアム。
入り口のすぐ横に30点の現代アーティストが描いた扇面が並ぶ。
清川あさみ、椿昇、流朝二果、ひびのこづえ、船井美佐、三沢厚彦、ミヤケマイ、山口典子…全員の名前をあげてると長くなるので、これくらいにするがFacebookで友達になっている親しいアーティストの名前も多い。

それに加えて屏風絵があり、掛け軸の作品があり、そしてきわめて繊細な絵画の作品があったり。現代作家による、伝統の表現や技法を使った作品の数々が、明治天皇を象徴する「伝統と革新」という言葉を彷彿とさせる。
百年前、日本全国から集まった献木を、若いボランティアたちが力を合わせて、神宮の杜にしたてたのだという。
長い間、アート界のチアリーダーとして、若手作家の発掘や応援に力を入れてきたキュレーター、山口裕美の元気さに感化された作家たちの作品が疫病の蔓延でしょぼくれた気持ちに元気の灯を灯す。
本日の開会式は、神宮らしく御祓でスタートした。
なんだか気持ちが清められた気がした（iPhoneで動画配信していたため写真は残っておらず）

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