五十嵐一誠のインスタグラム(superdentist5) - 6月29日 20時59分
病院と歯科医院の6月危機とは
これも僕が2ヶ月前からまわりには
注意勧告してきてましたが
ここにきて急にニュースとかで
取り上げられるようになってきました
一般の人にはわからないと思いますから
わかりやすく解説します
一般の健康保険を主体にしている
病院と歯科医院の診療経営のシステムは
毎月の保険診療をやった内容を
レセプトという請求用紙に書き込むかレセプトコンピューターに打ち込んでいきます
この締め日が毎月10日なんです
それから、その内容を保険機関が審査して
翌翌月10日に指定金融機関の口座に
7割が振り込まれます
残りの3割は患者さんが窓口で支払ってますよね
では、何故6月危機なのか?
考えてみてください
実際に診療した報酬が7割現金として振り込まれるのは2ヶ月後です
2ヶ月前には何がありました?
緊急事態宣言です
病院も歯科医院も4月と5月の患者さんの来院が激減してるんです
オフィスビルはテレワークで人がいない
ショッピングビルは全館休業
その3月半ばから4月10日までの診療報酬の7割が振り込まれるのが6月10日
5月10日までの診療報酬は7月10日です
わかりましたか?
つまり、6月10日と7月10日には
今まで入金があったはずの現金が
ほとんど入金されずに
資金ショートしてしまうんです
ボーナスどころか給料すら払えない
病院と歯科医院が出てくるでしょう
家賃や材料費も払えなくなる
それが、8月も9月も続いていきます
現実には、6月危機どころではないんです
6月から泥沼の負のスパイラルが始まります
これが6月危機の真相なんですよ
補足ですが
僕の五十嵐歯科クリニックは
自費専門クリニックですから
この記事の内容は全く当てはまりません
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2020/6/29