和田唱のインスタグラム(sho_wada_triceratops) - 5月4日 13時54分


「7日間ブックカバーチャレンジ」、7日目の今日は“MUSIC GUIDE BOOK”!! 音楽のガイド本やCDのライナーノーツのお陰でどれだけ音楽の知識が増えただろう。数えきれない音楽ライターの人達のお陰で今の自分の音楽人生がある。さて、そんな僕が持っているガイド本は意外にもジャズが多かった。やっぱりロックに比べてそもそも知識がなかったからって言うのもあるけど、なんかこう、ジャズのガイド本を読んでると、飲めないウイスキーを飲んで(飲めるけどさ)ちょっと大人を味わってみる的な、なんとも言えない嗜み感がある。もちろんジャズは聴いてて凄く楽しい音楽なんだけど、文献を読むのはなかなかに粋な感じがする。それに知識が増えるのはいい事だ。そういう意味でビーチボーイズのディスクガイドは同じような役割を果たしてくれる。ビートルズやレッド・ツェッペリンのように、超有名!全部ロックの名盤!的な事が一切なく、初期の一部の作品を除いては相当にカルトな作品群が眠ってて(別に眠っちゃいないか 笑)これがたまらない。萩原健太氏のその文章を読んでからレコードを聴く。そのなんとも言えぬ嗜み感!本秀康さんの表紙も相まって愛読書である。そして右下の3冊はうちの親父が装丁を担当した本達。(”いつか聴いた歌”は著者も父。俺がジャズが好きなのは間違いなく親父の影響だろう。)音楽ガイド本には3種類あると思う。あくまでデータメインのガイド本。ちょっと堅いねこれは。そして次がデータも押さえつつ、個人的意見やユーモアも交えた、いろんな面から楽しいガイド本。前述のビーチボーイズの本や「ぼくはもっぱらレコード」がその感じ。最後がデータは一旦無視、著者の気分でそのアーティストやアルバムについて綴られたエッセイ本。父の絵に村上春樹氏が文章を付けたコラボ作「ポートレイト・イン・ジャズ」がまさにそれ。もうこれは何度も読んだ。この本で覚えたアルバムも結構あるし、これを読んでから聴くそのレコードのまた味わい深いことよ。俺ももっと音楽を、全感覚機能をフル回転させて味わいたい!!と思うわけです。
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2020/5/4

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