樋口葉生さんのインスタグラム写真 - (樋口葉生Instagram)「僕たちのお姉さん MISIAへ  年越しの夜に紅白の大トリを飾るパフォーマンスを見ていた時には、まさかあなたとこんなに深く関わる日がくるとは思いもしませんでした。番組収録の前日に、急遽、MISIAさんの音楽パートナーとして番組に出演することになったと連絡が来て、とても緊張しました。徹夜であなたのことを調べてわかったのが、表舞台では光のように輝いていますが、裏ではとても謙虚で、音楽以外の話題でインタビューを受けることは少なかったことです。 初めて会った日、僕はメロンパン(中国の名前はパイナップルパン)を用意しました。(メロンパンが好きと調べてわかったから)そしたらあなたはすごく嬉しそうに、すぐ一口食べてくれたけど、なぜかちょっと止まってまた食べて、完食。そして笑いながら「すごく美味しいよ!ハオくんありがとう!」と言ってくれました。その日の夜ホテルに戻って、ちょっとお腹が空いて、そのメロンパンを思い出した僕はすごく期待しながら一口食べました。不味かった、とても不味かったです。あの日、プレゼントの交換としてあなたがくれたのは、アフリカのこども達を支援するために描いた絵本でした。不味いメロンパンを見て、意外でしょ、あなたの優しさは僕初日からもう感じていたのです。 あの日、あなたは僕に「この回が放送される頃多分中国の春節の時だから、中国の皆さんのために龍と関係のある曲《銀の龍の背を乗って》を歌おうと思って。中国語も練習したんだけれど、発音が下手で... でもきっと、みんな私が中国語で歌うのを聞いたら喜ぶでしょう?」と言いました。でも、その後中国の感染状況が悪化して、実際放送したのは2月中旬、春節はとっくに過ぎてしまいました。 この回が放送された日、僕はあなたと一緒にリモート収録をするため東京に来ました。会うのは一ヶ月ぶりでした。その間、あなたは中国のために LOVE FOR CHINAのプロジェクトを立ち上げ、あなたのライブ会場でも中国のために募金をしていました。河口湖でのリハーサルのときに会場に入ると、あなたは中国のために祈りを込めて1万本の蝋燭を用意してくれていました。蝋燭で何かの文字を作ろうとしていたみたいなので、僕はすぐ手伝おうとして「”中国加油”と作るんですか?」と質問したら、あなたは「ううん、“一起加油”(一緒に頑張ろう)」と言いました。歌い終わった時に、あなたは「思いは届くかな?」と僕に聞いてきて、僕はすぐ答えました。「絶対届きますよ」と。《明日へ》の次の収録では、あなたは「みんなにこれからもっと遠い先へ行けるように」と《未来へ》を選びましたが、結果は五位でした。あなたは初めてため息をついて「こうなると知っていたら、自分の歌で五位を取った方がよかった」と言いました。 あの後、あなたは毎回ステージの場所を変えてみんなを連れて『オンライン旅行』を始めました。あなたは、「これで中国のみんなは家に居ても日本のいろんな所に行ける、そして日本を好きになって旅行に来てくれるといいな」と話していましたね。僕が一番印象に残ったのはプラネタリウム、満天の星空の下で、あなたは《行かないで》を歌い、「みんな愛する人の側に居てほしい、もう離れることがないように」と言いました。あるとき僕が「日本では桜が咲いてるけれど、中国のみんなは今年花見をしに日本に来れなくて残念です」と言ったら、あなたステージ満面に桜を飾りました。そのステージはまさに春のようでした。でもだれも知らない、あなたはその日家族から電話が来て、お兄さんが今でも病院で熱を出ている患者さんたちのケアしているということを聞いて、一人で黙っていて、元気がなかったです。でも、収録が始まるとすぐに温かい笑顔を見せていました。そして歌い終わった後、あなたは「歌手の音楽には魔法があるの、いろんな人に影響を与えるから、みんな私の歌を聴くときは温かい気持ちでいて欲しい」と僕に言いました。その時に僕は気づきました、何故そんなにもたくさんの人が、《INTO THE LIGHT》を一緒に歌うためにあなたのライブに行くのか。それは、あなたが光のそのものだからです。 その後の二週間、日本の状況も段々厳しくなり、思い通りのパフォーマンスがもう実現できないのを知っていたので、僕はあなたにどう声をかければいいかわかりませんでした。昨夜の番組最終回、最小限の人数での撮影を確保するため、あなたは自分でメイクとヘアをして、衣装にも自分でアイロンをかけて、RYOちゃんの胸に花をつけ、4人のミュージシャンしか居ないステージに立ちました。 歌声で、みんなにThank You とさよならを伝い、いつも「お姉さんだからみんな挑戦していいよ」と言っていたあなたはとうとう挑戦されました。挑戦結果が発表されて、生中継の画面が切り替わった後、僕はついに我慢できなくなって、カメラの見えないところでボロ泣きしました。」4月30日 17時45分 - haohiguchi

樋口葉生のインスタグラム(haohiguchi) - 4月30日 17時45分


僕たちのお姉さん MISIAへ

年越しの夜に紅白の大トリを飾るパフォーマンスを見ていた時には、まさかあなたとこんなに深く関わる日がくるとは思いもしませんでした。番組収録の前日に、急遽、MISIAさんの音楽パートナーとして番組に出演することになったと連絡が来て、とても緊張しました。徹夜であなたのことを調べてわかったのが、表舞台では光のように輝いていますが、裏ではとても謙虚で、音楽以外の話題でインタビューを受けることは少なかったことです。
初めて会った日、僕はメロンパン(中国の名前はパイナップルパン)を用意しました。(メロンパンが好きと調べてわかったから)そしたらあなたはすごく嬉しそうに、すぐ一口食べてくれたけど、なぜかちょっと止まってまた食べて、完食。そして笑いながら「すごく美味しいよ!ハオくんありがとう!」と言ってくれました。その日の夜ホテルに戻って、ちょっとお腹が空いて、そのメロンパンを思い出した僕はすごく期待しながら一口食べました。不味かった、とても不味かったです。あの日、プレゼントの交換としてあなたがくれたのは、アフリカのこども達を支援するために描いた絵本でした。不味いメロンパンを見て、意外でしょ、あなたの優しさは僕初日からもう感じていたのです。
あの日、あなたは僕に「この回が放送される頃多分中国の春節の時だから、中国の皆さんのために龍と関係のある曲《銀の龍の背を乗って》を歌おうと思って。中国語も練習したんだけれど、発音が下手で... でもきっと、みんな私が中国語で歌うのを聞いたら喜ぶでしょう?」と言いました。でも、その後中国の感染状況が悪化して、実際放送したのは2月中旬、春節はとっくに過ぎてしまいました。
この回が放送された日、僕はあなたと一緒にリモート収録をするため東京に来ました。会うのは一ヶ月ぶりでした。その間、あなたは中国のために LOVE FOR CHINAのプロジェクトを立ち上げ、あなたのライブ会場でも中国のために募金をしていました。河口湖でのリハーサルのときに会場に入ると、あなたは中国のために祈りを込めて1万本の蝋燭を用意してくれていました。蝋燭で何かの文字を作ろうとしていたみたいなので、僕はすぐ手伝おうとして「”中国加油”と作るんですか?」と質問したら、あなたは「ううん、“一起加油”(一緒に頑張ろう)」と言いました。歌い終わった時に、あなたは「思いは届くかな?」と僕に聞いてきて、僕はすぐ答えました。「絶対届きますよ」と。《明日へ》の次の収録では、あなたは「みんなにこれからもっと遠い先へ行けるように」と《未来へ》を選びましたが、結果は五位でした。あなたは初めてため息をついて「こうなると知っていたら、自分の歌で五位を取った方がよかった」と言いました。
あの後、あなたは毎回ステージの場所を変えてみんなを連れて『オンライン旅行』を始めました。あなたは、「これで中国のみんなは家に居ても日本のいろんな所に行ける、そして日本を好きになって旅行に来てくれるといいな」と話していましたね。僕が一番印象に残ったのはプラネタリウム、満天の星空の下で、あなたは《行かないで》を歌い、「みんな愛する人の側に居てほしい、もう離れることがないように」と言いました。あるとき僕が「日本では桜が咲いてるけれど、中国のみんなは今年花見をしに日本に来れなくて残念です」と言ったら、あなたステージ満面に桜を飾りました。そのステージはまさに春のようでした。でもだれも知らない、あなたはその日家族から電話が来て、お兄さんが今でも病院で熱を出ている患者さんたちのケアしているということを聞いて、一人で黙っていて、元気がなかったです。でも、収録が始まるとすぐに温かい笑顔を見せていました。そして歌い終わった後、あなたは「歌手の音楽には魔法があるの、いろんな人に影響を与えるから、みんな私の歌を聴くときは温かい気持ちでいて欲しい」と僕に言いました。その時に僕は気づきました、何故そんなにもたくさんの人が、《INTO THE LIGHT》を一緒に歌うためにあなたのライブに行くのか。それは、あなたが光のそのものだからです。
その後の二週間、日本の状況も段々厳しくなり、思い通りのパフォーマンスがもう実現できないのを知っていたので、僕はあなたにどう声をかければいいかわかりませんでした。昨夜の番組最終回、最小限の人数での撮影を確保するため、あなたは自分でメイクとヘアをして、衣装にも自分でアイロンをかけて、RYOちゃんの胸に花をつけ、4人のミュージシャンしか居ないステージに立ちました。
歌声で、みんなにThank You とさよならを伝い、いつも「お姉さんだからみんな挑戦していいよ」と言っていたあなたはとうとう挑戦されました。挑戦結果が発表されて、生中継の画面が切り替わった後、僕はついに我慢できなくなって、カメラの見えないところでボロ泣きしました。


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2020/4/30

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