TBS NEWSのインスタグラム(tbsnews_insta) - 4月27日 11時32分

首相の鶴の一声。
突然の決定に一部では混乱も広がった、全国一斉の休校措置。

共働きやひとり親家庭、学校関係の業者や塾などが
休業を余儀なくされることへの影響を危惧する声や、
子を持つ人が出勤できずに業務に支障がでる企業の懸念。
学童保育や保育園はそのままで感染拡大の効果を疑問視する指摘もある。

なぜ、安倍首相は「一斉休校」を決断したのか？

そもそも感染症の専門家らによる政府の「専門家会議」の提言では、
全国的な一斉休校の必要性について全く指摘されていない。
疫学的な根拠が不足しているという批判の声も上がっている。

安倍首相はこの「根拠」を国会で野党から問われたが…
「総理大臣として責任もって判断すべきではないかという結論にに至ったというところ」
理由に関して、具体的に答えることはなかった。
さらにその後の国会答弁では、100年以上前にアメリカで「スペインかぜ」が流行したときの
対応を参考にしたと説明した。

こうした決定に至った議事録はいまだ公開されていない。
「公文書」のあり方でも批判される。
安倍政権の対応が注目されている。

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