山田弥希寿さんのインスタグラム写真 - (山田弥希寿Instagram)「『午後はドキドキ』で報告しました。 3月いっぱいで山陰放送を退社します。来週の放送が最後です。山陰に来てから丸4年。人の温もりに触れ、自然に癒されました。そして何よりここ山陰で出会えた人。地元は広島、山陰に知り合いはいない。そんな中、社内外でたくさんの人と出会い、時間を過ごすことができました。・山陰での4年間を振り返ります。・まずアナウンスの基礎を教えてもらったこと。入社当初のニュース読みを聞くと、数十秒しか聞くことができない。そんな私を育ててもらいました。・番組を振り返ります。『ビタミン！Saturday』午前はスタジオで喋り、午後はラジオカーに乗って各地でリポート。初回、境港でのリポートはJR境線に乗り、電車内のお客さんにインタビュー。外に出てラジオで声を届ける。人の温もりを感じられる、至福の時間でした。・『まいどっ♪』 MASAKOさん、友香理さん、樹里さんをはじめ、番組スタッフと取材に行く時間が楽しみでした。山陰の魅力を発見するため、ノープランでぶらり旅に出る企画「ヤマダーツの旅」では、南部町、出雲・木綿街道、雲南市木次町、『たたら侍』公開ＳＰ編、日南町、飯南町、多伎町、安来市、八頭町、米子市、松江市、美保関町、『たたら侍』公開SPを含めると12ヶ所素敵な出会いがたくさんありました。・『まいどっ♪』は生放送に形を変えました。テレビの生放送をはじめて経験し、「限られた時間のなかで何を言うのか」ということを深く考えさせられました。「よし、うまくいったぞ！」思うことは一度もありませんでした… この仕事をしていて「完璧だった！」と思える日はくるのでしょうか。・『午後はドキドキ』お昼のワイド番組「働いている方々が少しでも元気になれば！」という思いで放送に臨んでいました。「まず自分たちが楽しくないと、それは電波を通して伝わる」と。『午後はドキドキ』は笑顔多き時間でした。それが皆さんに届いていたら、とても嬉しいです。『音楽の風車』『Mポイント』『サンセットロード』『ニチナビ』など、ローテーションで担当する番組もそれぞれ思い出があるのですが、長くなりそうなので・・・ひとつ『Mポイント』のこだわりだけ。『Mポイント』はその日の担当者が選曲をしています。若者のラジオ離れが危惧される今、私はBSSラジオで、なかなか流れないような曲を意識して選曲していました。・たまたまラジオを聞いた若い世代が「ラジオでこの曲が流れるんだ！また聞こう♪」とおもってもらえたらと。・普段から聞いてくださっている方々の胸に刺さる選曲もやろうと思ったらできます。しかしそれでは「若者がどんどん離れていくばかり」だと思うのです。・こんなエピソードがありました。ある日、スケートを持ったおしゃれな男性から「この間、フレシノとコーサのラブを流してましたよね？山田さんの選曲がきっかけでラジオ聞くようになったんすよ」私は興奮しました。・今はSNSでアーティストやモデルの方が何を聞いているのか、知ることができます。それをキャッチする時間を意識的に設け、吸収し、発信することを意識してきました。・振り返りに戻ります。・最も思い出に残っているのは、高校野球の実況です。駅伝、ラグビーなどスポーツ中継に関わらせてもらいましたが、やはり、自分もやっていた高校野球の仕事は、最も記憶に残っています。・「野球実況がやりたい」アナウンサーを目指したきっかけです。・その夢が叶った瞬間、バックネット裏から球場を眺め、ヘッドセットをつけて第一声・・・フ―ッと深呼吸「第98回全国高等学校野球選手権鳥取大会今日は大会八日目です。」吸い込んだ球場の空気が、からだ全体に行き渡るような感覚がありました。あのときの第一声、今でもハッキリ覚えています。・休日は津和野や大田へ一人旅。大山登山（令和に変わってご来光を見に早朝登山も）車を運転して、たくさんの場所に出かけました。職種様々な友達、年齢が二回り上のバス会社に勤める人と温泉へ。社外の人と過ごす時間も多くありました。・こうして振り返っていくと、濃い4年間だったなと感慨深い気持ちになります。・山陰での4年間を胸に新しい場所でも精進します。・ #山田弥希寿」3月21日 9時17分