Factelier(ファクトリエ)のインスタグラム(factelier) - 1月26日 20時15分

【「幻の革」× 伝統製法。超贅沢仕立てのオーダーUチップ】

1月26日は”コラーゲン”の日。
人間の皮膚の90%を占めるコラーゲンですが、通常多くの動物の場合、その繊維は四方八方に絡み合いながら横にはしっています。
ところが、ある動物のある部位はその繊維の方向が”縦”なのです。

それが「幻の革」や「King of leather」の異名を持つ「コードバン」。
コードバンというのは馬のお尻の皮から作った革のこと。
馬肉を食べる文化がある北フランス・ベルギー地方の馬や、ポーランドの農耕馬からとれます。

コードバンの魅力は、とにかくなめらかで上品な輝きのある美しさ。
さらに軽くて強靭なのもポイントなのですが、市場にあまり出回らないのです。

そんな希少な革を贅沢につかって作ったのが「コードバンレザーUチップ」。
製法方法もこれ以上ないと言うほどのこだわりを詰め込んだ超贅沢仕立て。

このコードバンのレザーを使う上で、最高に美しいの仕上げを目指そうと思えば必ず出会う名前が、千葉県に工房を構える「レーデルオガワ」。
レーデルオガワはコードバンに特化した世界屈指の加工工房で、ここにしかない染色方法や仕上げの命とも言える伝統の磨きなどで、馬のお尻の皮を、美しいコードバン（革）へと生まれ変わらせるのです。

そうして生まれた最高峰のコードバンを日本人に合うよう設計された木型に合わせて仕立てるのが東京の靴工場「コンパス」。
採用したのは、“職人の手作業”で一足一足丁寧に仕立てる「九分仕立て」という伝統的な製靴法。
なんと「底の縫い付け」以外の工程を全て手作業で行うこの製法は1足仕上げるのに8週間かかります。
ですがこれだけ丁寧に仕立てるからこそ、極上の履き心地はもちろんコードバンの美しい魅力を最大限に引き出すことができるのです。

そうやって最高級の革と手間暇のかかる最高に贅沢な仕立てで完成したのが「コードバンレザーUチップ」はまさに”相棒級”の革靴。

完全オーダーで作る、自分だけために仕立てられた革靴は経年変化も楽しみの一つ。
履いて歩く姿や大切に育てていくことを想像すると、春が待ちきれなくなりそうです。

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