中田絢千のインスタグラム(ayaka_nakata) - 11月5日 21時16分


映画‪『ブルーアワーにぶっ飛ばす』を映画館でみました。書くか書かないか迷ったけど、勢いのままに書いてみることにします。あとで恥ずかしくなって消しちゃう気もするし、長いので読みたい人だけ。よかったらどうぞ

ちょっと、いろんな人にみてみてほしいと思ったから。
好きか嫌いかはあなた次第でいいと思います。

この映画、監督の箱田さん、どうしてくれんのこれ。。と。恥ずかしいくらい響いてしまって。
言葉がうまく出てこないまんまぐしゃぐしゃの顔でティーチイン終わりの箱田さんにセイハローして、嗚咽して困らせて、恥ずかしくなって下を向いたまま劇場を飛び出して逃げ帰りました。
‬そんなときに限って知り合いに会うわ、ご無沙汰していた人にも会うわ、鼻水ずるずるで喋れないわ、涙は止まんないわ、ほんと最悪。。
なんでこういつもサラッと軽やかにいけないかね。わかっちゃいるけど、全体的にかっこわるい。‬ ‪

さみしい のを紛らわすのって大人になるほど上手になると思ってたのに、全然そんなことなかった。
平気なふりばかり上手くなって、影でぺしゃんこに潰れているのを みんな は知らない。
主人公・砂田(スナ)がまさにそうだった
悔しいとか悲しいとかうまくやれない違和感は確実に募っていってるのに、ぶっ飛ばせない。だって、臆病な自分のことを認めてしまったら、強がれなくなって、動けなくなっちゃうかもしれないから。

大人だって、脆い。案外弱っちい〜。
隠したいこともうまく隠せなくて、強がりも見栄もたまにバレてる大人、そういう自分、いるいるあるある。
そんなとき、子供の頃の「最強無敵ゾーン」に戻りたいと何度思ったか。でも、あれは戻れないからこそ、時々おセンチに取り出しては光に透かして眺めるようなもんなんだろうなぁ

夏帆さん演じるスナの瞳。つや消しされた瞳の裏がファイヤーしてる感じ。幾度も火傷しながら足掻く彼女の姿に嘘がなくて、なっさけなくて、苛々もして、それにものすごく胸打たれて、忘れられない。

そして、シム・ウンギョンさん演じるキヨ。彼女が言う「パネエ」「クソっすね」「ダサイっすよ」‬は、うすっぺらペラペラの肌寒い励ましの言葉よりもよっぽど効いた。右ストレート。
しかもそんな言葉が誰かにとっての光になるかもしれないなんて、驚きだ。
‪私にとって、そうだったように。

最後に、箱田監督、本当におめでとうございます。ありがとう。こんなにいろいろ書いたくせにどんな言葉も足りないような。。どうしよう。
でも、この映画と はこたさん に出会えたことは私にとって間違いなくお宝です。
また おーい 一緒にやろうぜー つってラブレターが来るようにがんばる。(これもこれでラブレターかって感じだけど、今ならちゃっかりゆるされそうなので。言霊として置いとく所存。)
おかげで、めんどうなのに愛おしい映画がまた一つ増えました。まじ悔しい。さみしくてうれしくて、ごちゃまぜ!#居酒屋ポスター #ブルーアワーにぶっ飛ばす


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2019/11/5

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