川上未映子さんのインスタグラム写真 - (川上未映子Instagram)「・ ・ 「夏物語」が、 第73回 毎日出版文化賞を受賞しました。 読んでくださった皆さま、 ありがとうございました。 選評は今日の毎日新聞の朝刊に、 そして後日、インタビューも掲載される予定です。 ・ 「夏物語」には、これまで書いてきたどの作品とも違う 感想が寄せられています。 その多くは読書の反応を超えたような、 読者自身の人生の深い場所から届けられる切実な声です。 そうした無数の声の響きあいによって、 わたしはまだ「夏物語」のなかにずっといるような 日々を過ごしています。 ・ 書いたものを誰かにむかって差し出すことは根本的に傲慢で、 それでも読み、書くことを必要としてしまうこと。 書くことは常に生き残った人間の行為であり、 今はもういない人たちがそこに存在していること。 そのことについても考えつづけ、 自分の仕事を見極め、 全身で進めていきたいと思います。 ・ 70年以上も前になる毎日出版文化賞の 第1回の受賞作は、 谷崎潤一郎の「細雪」でした。 「夏物語」には谷崎にも関西弁についても 触れるくだりがありますし、 「語り」への気持ちからも、少しじんとしますね。 読んでくださった皆さま、ありがとうございました。 #夏物語#川上未映子」11月3日 14時44分 - kawakami_mieko

川上未映子のインスタグラム(kawakami_mieko) - 11月3日 14時44分


・ ・
「夏物語」が、
第73回 毎日出版文化賞を受賞しました。
読んでくださった皆さま、
ありがとうございました。
選評は今日の毎日新聞の朝刊に、
そして後日、インタビューも掲載される予定です。

「夏物語」には、これまで書いてきたどの作品とも違う
感想が寄せられています。
その多くは読書の反応を超えたような、
読者自身の人生の深い場所から届けられる切実な声です。
そうした無数の声の響きあいによって、
わたしはまだ「夏物語」のなかにずっといるような
日々を過ごしています。

書いたものを誰かにむかって差し出すことは根本的に傲慢で、
それでも読み、書くことを必要としてしまうこと。
書くことは常に生き残った人間の行為であり、
今はもういない人たちがそこに存在していること。
そのことについても考えつづけ、
自分の仕事を見極め、
全身で進めていきたいと思います。

70年以上も前になる毎日出版文化賞の
第1回の受賞作は、
谷崎潤一郎の「細雪」でした。
「夏物語」には谷崎にも関西弁についても
触れるくだりがありますし、
「語り」への気持ちからも、少しじんとしますね。
読んでくださった皆さま、ありがとうございました。
#夏物語#川上未映子


[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する

1,283

4

2019/11/3

川上未映子を見た方におすすめの有名人