黒柳徹子のインスタグラム(tetsukokuroyanagi) - 10月29日 18時29分
緒方貞子先生、本当にお疲れ様でした。
私が、緒方先生とお会いするようになったのは、先生が国連のお仕事をお始めになった1970年代後半でした。
緒方先生は、当時ユニセフ(国際連合児童基金 )の本部から、「アジアから、一人親善大使を、推薦して欲しい」と、お頼まれになったそうです。
「徹子さんを、ユニセフ親善大使に推薦したいの」とお話があり、私は、とても驚きましたが、尊敬する先生からの推薦をお受けいたしました。
先生は、ユニセフの最高責任者(グラント氏)が来日した時に、私の経歴の他に、当時、英語版に翻訳された『窓際のトットちゃん』を一緒に渡して推薦してくださいました。
後に、先生から伺ったのですが、グラントさんは、一晩で本を読んでくださり、東京中の本屋を回って、英語版の『窓ぎわのトットちゃん』を集めて、ニューヨークのユニセフの方々に読んでいただいたそうです。
こんなに子どものことがわかっている人ならば是非にと、私は、1984年に国連からユニセフ親善大使に任命されたのです。
その時、間に入ってご尽力くださったのが緒方貞子先生だったのです。
それ以後、緒方先生は、国連高等難民弁務官におなりになりましたが、いつも、私の行動に関心を持って見守ってくださっていました。
国連高等難民弁務官のお仕事で、いろいろな地域を視察する先生が、防弾チョッキを着ている写真を、何度も拝見しました。
間違いなく、日本女性を国際的に引っ張ってってくださった方です。
いつ、お目にかかっても、お元気だったのに、亡くなるなんて信じられません。
緒方貞子先生、ありがとうございました。
ご冥福を心からお祈り申し上げます。
#sadakoogata
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2019/10/29