下地奨さんのインスタグラム写真 - (下地奨Instagram)「将来の成功への期待も、過去の失敗からの不安もない誰からの期待も、自分が描いたセルフイメージも関係ない。誰でもない自分になって今この瞬間を生きる。そういうのを無の境地というんだと思うけどいいプレーが出るときはそういう状態が多い。自由で身軽。でも最初から無心になろうとしてもなれない。逆にそればっかり執着して無心になれない自分に焦る。そもそも何も考えないとか何も背負わないことなんてできない。年を重ねれば経験を重ねれば良くも悪くも背負いこむ。周りの期待自分の期待。過去の経歴や描いた未来を実現するために創り上げたセルフイメージが良くも悪くも自分を縛る。でもこのままじゃいけないと感覚ではわかっていて正当化する思考が必死に抵抗する。それでもなんとか繋がりたくて、無になりたくてもがいて、頭がごちゃごちゃになってモヤがかってきて物事が複雑に見える。頭の中の思考は止めようとすればさらに加速し無くそうとすればさらに増えていく。だからみつめる。１つ１つの思考を不安を感情を。『結果出さなきゃって焦ってるね〜』『失敗こわいよねー』『不安だよね〜』そんな感じで１つ１つただただノージャッジで観ていく。そうすると怖くても不安でも一歩を踏み出せるしむしろそうしないと進めない。 “昔はもっとこうだった” “前はこういうことができた” “将来はこうしたい” “この試合こう勝ちたい” そう言った思考をただただ流していく。過去や未来に行ったり来たりする思考の中でだんだん今に焦点があってくる。するとどっかで諦めるところが来て諦めるとふと力が抜ける。思考で埋め尽くされた頭に少し空きができてふっと新しいものが入ってくる。諦める= 明らかになる。そう言っていた人がいた。真っ暗闇先がどうなるかもうわからん。そっから先の未経験の地では思考や理論を超えていかないといけない。それが進化。こうすればいいというこれまでの積み上げた理論を超えて直感に従う。サッカーはまさにそう。頭で考え独自の理論を鍛えて技を磨いて研究して改善して積み上げていく。でも最後の最後試合の1番のところ。繋がる瞬間は理論で説明できない。直感のプレーが状況を打破する。そういう無の状態空の状態は自由で楽しい。最近はむしろその無の状態になるためにサッカーをやているんじゃないかと思う。体を鍛え理論を構築し毎日トライしてより自由なさらなる進化まだ見ぬ自分とより良い世界を見たい。築き上げた自分をぶっ壊す。ぶっ壊すのは凝り固まった自分から。 #football #ss10 #shoshimoji #蹴球 #合気 #和合 #ぶっ壊す #より #合わせる」10月25日 19時25分