奥浜レイラのインスタグラム(laylaokuhama) - 9月5日 22時56分
今週末からスタートする映画についていくつか。 『ゲット・アウト』で大ブレイクしたジョーダン・ピール監督による監督二作目の『アス』が明日から公開。
前作ではアメリカが抱える人種問題を題材にして、アカデミー脚本賞を受賞したピール監督。最新作でも現代のアメリカの病巣(ただこれ、アメリカに限った話じゃなくて、どんな人種にも通じる話だと思う)に切り込んでいる。
観たうえで感じてほしいのであえて今作のテーマには触れないけれど、興味がある方は今作のアイディアのひとつになっている1986年のハンズ・アクロス・アメリカという慈善イベントについて少し調べてから観ると、テーマへのアプローチが少し早くなるかも。個人的にはこれを知ることによって監督自身が1986年に感じたことにシンパシーをおぼえてゾクッとした。(その試み自体は悪ではないけど、"絆"という言葉に表裏を感じてしまうような感覚というか)
あんまり話しすぎるとこの映画を観る楽しみを奪う気がするので慎重になってしまうけれど、あとちょっとだけ。
『ハンドメイズ・テイル 侍女の物語』のエリザベス・モス(大好き)が出てくるシーンは明らかにコミカルに作られているので、映画館で多いに笑ってください(特に音楽が好きな方!) 。
監督はインタビューで「この作品はロールシャッハ・テストみたいなもの」と話していた。
usとUS、観る人によっては身近なものを想像して恐ろしくなるかもしれないし、広大で手に負えないものを想像するかもしれない。
ポスターのルピタ・ニョンゴの顔だけで怖いので躊躇する方もいるかもしれないけれど、幽霊が出てきて脅かすようないわゆるホラーではない(これだけは言わせておくれ!)のでぜひ映画館でご覧くださいませ。
#アス #ジョーダンピール #usmovies
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2019/9/5