ひぐち君さんのインスタグラム写真 - (ひぐち君Instagram)「グランポレールのチーフワインメーカー 工藤さんと安曇野池田ヴィンヤードの栽培責任者 石原さんによる試飲セミナーに参加させていただきました。 まずは、長野古里と安曇野池田のシャルドネの飲み比べ。 ①標高320mの平地にある比較的温暖な長野古里のシャルドネは、華やかな甘い香りが特徴的。樹齢20年による凝縮感あり。 ②対して、標高560〜630mで傾斜のある安曇野池田は、平均気温11.5度(ボルドーは13度 ブルゴーニュは10度)で、風通しもよく夜の気温が下がるため、シャープな酸に。砂、粘土、石のバランスのいい埴壌土の水捌けのよさから、こちらも凝縮感が。ここ数年、安曇野池田の白品種は、チオールに由来する柑橘系の香りがマスキングされるのを防ぐため、ノンボルドー栽培。共に2017は夏の気温が低かったため酸が残り、かつ日照量もあったので凝縮感あり。グランポレールの樽は基本ミディアムトーストで、酸を壊さないような樽使いに。シャルドネは早く収穫することで、酸が残りパイナップルの香りが出るという。 ③ようやく昨年から販売できるようになった安曇野ピノ。房が密着し病気になりやすいので、風の方向に合わせて栽培。余市のピノは色が淡く、イチゴ系の香りが出るのに対し、安曇野池田は暖かいピノの香りで、最近はなめらかな果実味がしっかりと残るように。 ④長野古里のCSは気温と樹齢の高さにより、果実味のあるなめらかなタンニン。ラズベリーやプラムの香り。 ⑤工藤さん曰く、安曇野池田は降水量も少なく、適度な水分ストレスを与えることができるので、CSに一番適しているという。味のしっかりした、成熟した甘いタンニンで、こちらもプラム、ラズベリーにコーヒーやカカオの香り。この樽由来の香りは同じ樽を使っている(新樽の比率は違い、長野古里20%、安曇野池田50%)長野古里にはなく、葡萄と樽の組み合わせにより出てくるそう。グランポレールは醸し中にまず人の手によるピジャージュで管理し、その後ルモンタージュで酸化を促すことにより、タンニンが丸くなめらかに。安曇野池田のほうがタンニンがあるためルモンタージュの回数は多め。 ⑥メリタージュはここ数年はおよそCS7:3Meに。水分を好むMeは降水量の多い日本向きで、ワインになめらかさと味に奥行きを出してくれる。ちなみに、ブレンドの比率は、勝沼のワインメーカー3人の多数決で決めるそうだが、2:1に分かれることなく、全員一致で決まるようになってきたという。 他には、シラーのロタンドンの香りは気温の低さにより出てくるのだが、湿気が多くても出やすいということも教えていただきました。 これから樹齢を重ねていく安曇野池田のワインが楽しみです。 #grandepolaire  #グランポレール #長野古里シャルドネ 2017 #安曇野池田シャルドネ 2017 #安曇野池田ピノノワール 2016 #長野古里カベルネソーヴィニヨン 2017 #安曇野池田カベルネソーヴィニヨン 2016 #メリタージュ 2016 #サッポロビール #恵比寿 #tokyo #日本ワイン 🇯🇵 #japanesewine #vinjaponais  #wine #vin #vino #winetime #winelover #instawine #wineexpert  #試飲セミナー」8月8日 0時32分 - higehiguchi

ひぐち君のインスタグラム(higehiguchi) - 8月8日 00時32分


グランポレールのチーフワインメーカー 工藤さんと安曇野池田ヴィンヤードの栽培責任者 石原さんによる試飲セミナーに参加させていただきました。
まずは、長野古里と安曇野池田のシャルドネの飲み比べ。
①標高320mの平地にある比較的温暖な長野古里のシャルドネは、華やかな甘い香りが特徴的。樹齢20年による凝縮感あり。
②対して、標高560〜630mで傾斜のある安曇野池田は、平均気温11.5度(ボルドーは13度 ブルゴーニュは10度)で、風通しもよく夜の気温が下がるため、シャープな酸に。砂、粘土、石のバランスのいい埴壌土の水捌けのよさから、こちらも凝縮感が。ここ数年、安曇野池田の白品種は、チオールに由来する柑橘系の香りがマスキングされるのを防ぐため、ノンボルドー栽培。共に2017は夏の気温が低かったため酸が残り、かつ日照量もあったので凝縮感あり。グランポレールの樽は基本ミディアムトーストで、酸を壊さないような樽使いに。シャルドネは早く収穫することで、酸が残りパイナップルの香りが出るという。
③ようやく昨年から販売できるようになった安曇野ピノ。房が密着し病気になりやすいので、風の方向に合わせて栽培。余市のピノは色が淡く、イチゴ系の香りが出るのに対し、安曇野池田は暖かいピノの香りで、最近はなめらかな果実味がしっかりと残るように。
④長野古里のCSは気温と樹齢の高さにより、果実味のあるなめらかなタンニン。ラズベリーやプラムの香り。
⑤工藤さん曰く、安曇野池田は降水量も少なく、適度な水分ストレスを与えることができるので、CSに一番適しているという。味のしっかりした、成熟した甘いタンニンで、こちらもプラム、ラズベリーにコーヒーやカカオの香り。この樽由来の香りは同じ樽を使っている(新樽の比率は違い、長野古里20%、安曇野池田50%)長野古里にはなく、葡萄と樽の組み合わせにより出てくるそう。グランポレールは醸し中にまず人の手によるピジャージュで管理し、その後ルモンタージュで酸化を促すことにより、タンニンが丸くなめらかに。安曇野池田のほうがタンニンがあるためルモンタージュの回数は多め。
⑥メリタージュはここ数年はおよそCS7:3Meに。水分を好むMeは降水量の多い日本向きで、ワインになめらかさと味に奥行きを出してくれる。ちなみに、ブレンドの比率は、勝沼のワインメーカー3人の多数決で決めるそうだが、2:1に分かれることなく、全員一致で決まるようになってきたという。
他には、シラーのロタンドンの香りは気温の低さにより出てくるのだが、湿気が多くても出やすいということも教えていただきました。
これから樹齢を重ねていく安曇野池田のワインが楽しみです。
#grandepolaire
#グランポレール
#長野古里シャルドネ 2017
#安曇野池田シャルドネ 2017
#安曇野池田ピノノワール 2016
#長野古里カベルネソーヴィニヨン 2017
#安曇野池田カベルネソーヴィニヨン 2016
#メリタージュ 2016
#サッポロビール
#恵比寿 #tokyo
#日本ワイン 🇯🇵
#japanesewine
#vinjaponais
#wine #vin #vino
#winetime #winelover
#instawine #wineexpert
#試飲セミナー


[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する

287

5

2019/8/8

ひぐち君を見た方におすすめの有名人