WWDジャパンさんのインスタグラム写真 - (WWDジャパンInstagram)「コラム:米「WWD」記者が綴る川久保玲への畏敬   私がパリ・ファッション・ウイークを取材するようになって25年が経った今でもなお、川久保玲へのインタビューには畏敬の念を抱く。そして、これはまだ私にとって3回目でしかない。   もう随分前に「WWD」の姉妹媒体である「Wマガジン」のために行った1回目は、彼女からチャーミングで打ち解けた印象を受けた。   2回目は、2000年5月。彼女がハーバード大学デザイン大学院からの賞を受賞し、当時メトロポリタン美術館(METROPOLITAN MUSEUM OF ART)のコスチューム・インスティチュート(COSTUME INSTITUTE)の研究休暇中であったハロルド・コウダ(Harold Koda)によってオーガナイズされたイベントのためにマサチューセッツ州ケンブリッジを訪れた時だった。その時の彼女は1回目とは異なり、距離を置いた感じだった。   そして今年5月、川久保は夫であり彼女の通訳も務めるエイドリアン・ジョフィー(Adrian Joffe)=コム デ ギャルソン インターナショナル最高経営責任者(CEO)兼ドーバー ストリート マーケットCEOとともに、ニューヨークにいた。今回の旅は、ノグチ美術館からの名誉ある受賞を中心としたもの。滞在中、美術館でのガラではブレット・リットマン(Brett Littman)館長との簡単な質疑応答セッションに参加し、さらに45分間と事前予告されたこのインタビューに応じた。自身のことを作品に語らせることで知られる彼女にしては珍しいことだ。   ファッション業界内でさえ川久保のことを詳しく知っている人は少ないけれど、今回は彼女らしく素っ気なくも、とても親切かつ協力的だった。彼女は慎重に質問に答え、誤解を招かないようにジョフィが正確に訳したかどうかを何度か確認する場面があった。その中には、彼女のビジネスに対する姿勢にまつわる発言もあり、「私がビジネスを築く方法としてファッションを使ったのは偶然で、ファッションデザイナーになるという決意ではなかった。それは、ビジネスのための素材だった」や「念のため言っておくと、私のビジネスはクリエイション、製造、販売だ。もし販売するつもりがないのなら、商品を作るのは無駄なこと」と話した。  インタビューの全文は「WWDジャパン」7月22日号に掲載しています。この号の紙版・電子版の購読・購入はストーリーのハイライト「最新号」から🔗  PHOTO : JONAH M. KESSEL / WWD (c) FAIRCHILD PUBLISHING, LLC   #COMMEdesGARGONS #COMMEdesGARÇONS #ReiKawakubo #CDG #comme #DSM #DSMG #川久保玲 #コムデギャルソン #ギャルソン #ドーバーストリートマーケット 」7月24日 23時31分 - wwd_jp

WWDジャパンのインスタグラム(wwd_jp) - 7月24日 23時31分


コラム:米「WWD」記者が綴る川久保玲への畏敬

 私がパリ・ファッション・ウイークを取材するようになって25年が経った今でもなお、川久保玲へのインタビューには畏敬の念を抱く。そして、これはまだ私にとって3回目でしかない。

 もう随分前に「WWD」の姉妹媒体である「Wマガジン」のために行った1回目は、彼女からチャーミングで打ち解けた印象を受けた。

 2回目は、2000年5月。彼女がハーバード大学デザイン大学院からの賞を受賞し、当時メトロポリタン美術館(METROPOLITAN MUSEUM OF ART)のコスチューム・インスティチュート(COSTUME INSTITUTE)の研究休暇中であったハロルド・コウダ(Harold Koda)によってオーガナイズされたイベントのためにマサチューセッツ州ケンブリッジを訪れた時だった。その時の彼女は1回目とは異なり、距離を置いた感じだった。

 そして今年5月、川久保は夫であり彼女の通訳も務めるエイドリアン・ジョフィー(Adrian Joffe)=コム デ ギャルソン インターナショナル最高経営責任者(CEO)兼ドーバー ストリート マーケットCEOとともに、ニューヨークにいた。今回の旅は、ノグチ美術館からの名誉ある受賞を中心としたもの。滞在中、美術館でのガラではブレット・リットマン(Brett Littman)館長との簡単な質疑応答セッションに参加し、さらに45分間と事前予告されたこのインタビューに応じた。自身のことを作品に語らせることで知られる彼女にしては珍しいことだ。

 ファッション業界内でさえ川久保のことを詳しく知っている人は少ないけれど、今回は彼女らしく素っ気なくも、とても親切かつ協力的だった。彼女は慎重に質問に答え、誤解を招かないようにジョフィが正確に訳したかどうかを何度か確認する場面があった。その中には、彼女のビジネスに対する姿勢にまつわる発言もあり、「私がビジネスを築く方法としてファッションを使ったのは偶然で、ファッションデザイナーになるという決意ではなかった。それは、ビジネスのための素材だった」や「念のため言っておくと、私のビジネスはクリエイション、製造、販売だ。もし販売するつもりがないのなら、商品を作るのは無駄なこと」と話した。

インタビューの全文は「WWDジャパン」7月22日号に掲載しています。この号の紙版・電子版の購読・購入はストーリーのハイライト「最新号」から🔗

PHOTO : JONAH M. KESSEL / WWD (c) FAIRCHILD PUBLISHING, LLC

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2019/7/24

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