下野由貴のインスタグラム(shimono_0402) - 7月1日 21時44分


『ライオンキング』
先日、劇団四季『ライオンキング』を観劇しました。劇団四季の『ライオンキング』は、あまりにも有名で、劇団四季といえばライオンキングだと思われる方も多いかもしれません。実は私はミュージカルが好きと公言していながら、なかなか機会がなく、この日、ようやく観劇することができました。
この作品はディズニーの長編アニメーション『ライオン・キング』をミュージカル化したもので、劇団四季では1998年から約20年ものロングランを記録しています。
アフリカの広大なサバンナ、動物達の王国プライドランドを舞台に、その国を治めるライオンの王の子供、シンバの成長を描いた物語です。シンバが自分自身でトラウマと向き合い、乗り越えていくシーンがあったり、アニメよりも成長というキーワードがより分かりやすく伝わってきました。
この作品で最も特徴的なものといえば、なんといってもパペットだと思います。演者が演技をしながら、演じる動物のパペットを動かし、その動物が実際にそこに生きていて台詞を話しているかのようにみせる手法です。その手法は文楽からヒントを得ているとパンフレットに記載されていました。文楽は3人でひとつの人形を動かしますが、この『ライオンキング』では1人の演者とパペットが繋がっていて、演者の動きと連動するようになっているものがありました。その効果なのか、演者の動きは動物的でしたし、動物は、本物の動物よりも人間的というか、動きはリアルだけども、表情とか感情はしっかり読み取れるようになっているなと感じました。
他にも、影絵を使った演出だったり、シンプルだけど世界観のあるセットだったり、私的にヌーの大群が出てくるシーンはとても迫力があって、この場面をこうやって表現するんだ!って感動しましたね。あと、ティモンとプンバァが博多弁を話していて、シンバがプライドランドから離れたことをより実感させたし、何より楽しかった!そして、圧巻といえば冒頭の「サークル・オブ・ライフ」でしょうか。様々な場所から動物たちが出てきて、プライドロックへと向かい、勢揃いした時の、「ライオンキングだ!」ってなるあの感覚は、あの場にいなきゃ味わえないものですね。私は運良く通路側の席だったので、すぐ横を動物達が通って、その時に受けた物語の風は、私をよりサバンナの中へと引き込んでいきました。
ステージという限りのある空間の中で、こんなにも広大な世界を広げることが可能なのかと衝撃を受けましたし、小さい頃に出会っていたら、もっと違う感覚だったのかなぁと思います。昔に一度観たことがあるという方は、今もう一度観てみるのもいいかもしれないですね。

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2019/7/1

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