Ducati Japanのインスタグラム(ducatijapan) - 10月23日 20時31分

【Spotlight on Multistrada1260 PikesPeakその2(全4話)／IMUユニット編】「ムルティストラーダ1260パイクスピーク」は、兄弟モデルであるムルティストラーダ1260Sと同じく、1262ccの新しくなったドゥカティ・テスタストレッタDVT(デスモドロミック・バリアブル・タイミング)エンジンを採用。バルブタイミングをシームレスに切り替えることで、低回転域から発生する滑らかで力強いトルクを高回転域まで持続させることができるのです。これによりエンジン回転数3500rpmで最大トルクの85％を発揮。常用域である4000rpm付近では、クラス最大級のトルクを発生します。そのトルクフルなエンジンを、より扱いやすく、そして安全性を高めるために作用しているのがボッシュ製IMU(慣性測定ユニット)です。

1260パイクスピークは、4種類のライディングモード、コーナーリングABS、DTC(ドゥカティ・トラクション・コントロール)など、さまざまな電子制御システムを採用しています。その各電子制御システムに、3軸方向でピッチ角／ロール角／加速を動的に測定し、車体の状況を伝えるのがIMUユニットなのです。そしてムルティストラーダは、このIMUユニットによって大きな進化を遂げたのです。

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