佐藤ノアのインスタグラム(sugar_79) - 9月30日 01時52分

9月
「私 自信しかないんです」
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私は7月9日生まれ。夏生まれ。
だけど夏は日焼けが気になって何もしたくないし札幌の夏と違って東京の夏はすごく暑くて蒸してるし、体温以上の気温とかよく分からない。40度とかインフルエンザかよ。
生きるの向いてねえな なんて思いながらカップラーメンばかり食べて毎日を過ごした。
夏、私は最弱だった。さよなら人間生活なんてタイトルの歌詞を書いちゃうのも分かるよ。辛かったよな。夏。
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やっと来た。ずっと待っていた9月。
長袖1枚で出かけられるこの季節が好き。
お洋服も可愛いし涼しいから一駅分歩いて帰ろうかな なんて思わせてくれる季節。
夏、到底簡単には言葉に出来ない「夏」っていう季節のパワーにやられて完全に狂っちゃっていた。7月、8月の投稿を見て貰えば分かるけどそれはそれは酷いプライベートだった。SNSで自分を作り込む事って辛いから隠さないんだけど 数える程しか家に帰らなかった。
夏、私の見ている「みんな」が浴衣を着て花火大会に行く。大勢でバーベキューをする。海に行って砂浜で写真を撮る。
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「私、いま 夏に置いていかれてる。」
劣等感と寂しさと それと スケジュールと にらめっこをする毎日だった。過ごしたい人と過ごせない 夏が 寂しかった。
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そんな夏からやっと覚めた。
秋。私は最強。今もベッドの中でこの文を書いているのだけど 1ヶ月前じゃこの時間にベッドの中にいるなんて考えられないことだった。
私は仕事が終わったら 夏の遅れを取り返すかのように 家に帰って色んな本を読んだ。時には今まで毛嫌いしてた自己啓発本や自伝みたいな他人の主観がたっぷり詰め込まれた本だって読んだ。時に新しい発見に喜んで、時に鼻で笑ったりもした。そんな事が出来るぐらいには 心に余裕が出来た。
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そして夏は昨日の話の続きしか出来なくて 同じ人にしか会っていなかったけど9月 私は色んな人に会って色んな話をした。そして初めて会った人に必ず共通で言われる一言があることに気づいた。
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「どうしてそんなに自分に自信があるの？」
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ある。根拠の無い謎の自信と常に一緒に生きている。やった事ないこともやれますと張り切って言うし
「私、めちゃくちゃ運がいいんですよ」「私、カッコいいんですよね」
「私、最強なんです」
「あー、絶対出来ますね だって私だもん」
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私と一度でも会話したことある人はこんな感じの私の発言を腐るほど聞いてると思う。
そろそろ耳にタコ出来るよな。分かるよ。
正直やったことない事って 出来るかわかんないに決まってる。だけど出来ますと胸を張って言うのは 出来ます って言ったのだから結果を出さなきゃいけない。そしてその言葉に見合う自分になるために努力するから 達成出来る。そんな簡単な流れ。
強い言葉を発すれば、それに見合う人にならなきゃいけない。この繰り返しで私は強くなるし、ずっと強く居られる。
根拠の無い自信と生きてると思ってたけど、誰かに質問されることで自分が発する言葉の意味を考えられた。
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いつも佐藤ノアは 昨日の佐藤ノアを超えていかなきゃいけない。
だから私は、日に日に強くなる。
そんなことを改めて思った 9月だった。
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インスタグラムという写真を見せる媒体をこういう使い方している 私に少しでも興味を持ってくれて 読んでくれてありがとう。
そんな皆の9月はどうだった？
内緒にするから、教えてよ。
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#2018年の佐藤ノア

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