西寺郷太のインスタグラム(gota_nonareeves) - 8月26日 23時57分

自分にとってのアレサは、やっぱり中一の冬、1987年初頭にはじめて買ったこのレコード。前年6月、ワム！解散。ソロ・シンガーになったジョージ・マイケルのほぼ初仕事がアレサとのデュエットだった。ナラダ・マイケル・ウォルデンのプロデュースにより、アレサにとって「リスペクト」以来の全米ナンバーワン・シングルに。英国出身のソウルに魅せられた白人シンガー、ジョージは1987年秋にリリースした『FAITH』で世界制覇。女王アレサとの共演が、御墨付きとなり、随分その後の展開を変わったと思う。英国出身の白人、それもバリバリすぎるほどのアイドル、にソウルは歌えない（もちろん歴史的に考えて、その意見もわかる）というスタンスを、アレサはとらなかった。賛否両論あった。ナンバーワンである彼女の柔軟な姿勢は、今にしてみれば当たり前のようで実は難しいものだと思う。

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