柳英里紗のインスタグラム(_beth_elisa_) - 6月21日 12時48分

そしてまたフランスのお話。

@maisonfifichachnil @オランピアルタン
このお店が本当に世の中に存在していたのが確認できた。
インスタグラムとかいう架空の世界かと思ってた。

ところで最近になって洋服が好きになったけど、昔は大嫌いだった。
オシャレってなんだかこっぱずかしいし、何より、子供の頃からファッションモデルをしていて（撮影は物凄く好きだった。）自分で着たい服なんて着たためしがなかった。母親からこれを着ろといわれ、毎日母親に用意してもらった服を着ればよかった。母親や撮影で着る洋服があまりにオシャレなため自分のセンスに自信がなかったので自分で選んだ服を着たくなかった。

学校の制服以外は母が選んだものしか着たことがほとんどなく、社会に出て母が服を選ばなくなってから、洋服を着ている自分を見られるのが恥ずかしくて黒ばかり選んでいた。

周りからは「お葬式みたいだね」と言われたこともあったけど出来るだけ目立ちたくなかった。

オシャレにコンプレックスが多分あったんだと思う。好きな服も好きな色もなかった。お金もなかったし興味なかった。

でもいつだったかな、2.3年前かな、服へ感情がなかったはずなのに突然、自分の黒い服ばかりのクローゼットをみて、
色がない！！と焦った。笑

気づいたら財布だけ握りしめてH&Mに駆け込んだ。とりあえずわけもわからず赤とかピンクとか黄色とかのワンピースを何着か買って家に持ち帰った。

それをハンガーにかけてみるとぴょこぴょこある色味のある服が可愛かった。

嗚呼、こんな可愛い服着れない。と思ってたけど

かくかくしかじかで思い切って着て外に出て家族にあってみたけど、別に変とかダサいとか言われなかった。

ああ、なんだ好きな服着ていいんだって安心した。

そっからオシャレとかはまあよくわかんないけど、とりあえずどうせ死ぬし、周りの目なんて気にせず好きな服買って好きなの着ようと思った。

ただそれだけ。

お洋服好きになれてたおかげでこの二件に行けました。

そんでフランスでの服の話をすると、日本よりもっと色味が沢山出て派手な格好してる人がいっぱいいるかと思ったら、案外地味で大人しくてきれい目だった。

それも素敵だった。

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