雫は「ドライアイス」とか「冷血」といわれるほど表情がなくて、生き物や人に対する感情も少なくて勉強にしか興味がない、と思われる女の子だし雫自身もそう思っているけれど本当は、本当の自分に蓋をしたり、心の傷を自分で縫い合わせたりしながら気づいたら、そう「見えていた」部分も多い子なのかなと感じていて、だから、このコスチュームは雫の心にピッタリだなと思いながら着ていました。いろいろなことをきっかけに「心に蓋をした瞬間」って誰でもあると思うんです。きっかけは人によって違っていて期待される姿に応えたかったり傷つけられることから逃れたかったりいろいろだと思うのですが、人から見た「らしさ」が本当の自分の姿とは違ってることってとても多いんじゃないかなと思っていて、よく「キャラをつくる」というけれど誰でも、家族の前と家族以外の人の前、親友や恋人の前とそれ以外の人の前、部活仲間や仕事での戦友と知り合ったばかりの人の前では当然、違う自分になってると思います。人によってその違いに大きい小さいはあるし「キャラをつくってないように見えるキャラ」も、あると思う。でも、違う自分をいくつか持って本当の自分が傷つきすぎないよう守ってる人は凄く多いのかなと思うし、私もその一人です。真面目に見えるのは頭が固くて不器用だからだし、自分で自分を守らなきゃだからだし、仕事では女の子らしく演出して頂くけど、普段は違うし。でもいろいろな自分がいることは私は必要なことだと思っていて、その大切さを教えてくれたのは 16歳の時に出演したドラマ「鈴木先生」なんですけど、だけどキャラを変えるということと、心に蓋をしてしまった結果心そのものが変わってしまうということは、また違うとも思うんです。「となりの怪物くん」という作品は心に蓋をしてしまって鍵までかけて、その鍵も無くしちゃったような状態からいろいろな絆を紡いでいく物語なのかなと思うので、映画は観たけど原作はまだ、というかたにはぜひぜひぜひぜひぜひ！！！！！ろびこ先生が描かれた原作コミックを読んでいただきたいです。そして映画はまだ、というかたは今日の母の日、大切な人たちと一緒にあるいは大切な人を思い出しながらスクリーンで、とな怪の世界を感じていただけたら嬉しいですm(__)m

taotsuchiya_officialさん(@taotsuchiya_official)が投稿した動画 - 2018/05/13 13:38:46