清木場俊介のインスタグラム(kiyokiba_shunsuke) - 2月5日 23時33分

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貴方の目の前に
一ミリ程の蟻が居ました。

それを気付きながらも
貴方は踏み潰しますか？

貴方の目の前に
二センチ程のコオロギが
居ました。

貴方はそれを気付きながらも踏み潰しますか？

貴方の目の前に
親とはぐれた子犬が居ました。
貴方の食べようとしてるソーセージを子犬がじっと眺めています。

貴方はそれを無視出来ますか？

貴方の目の前に捨て猫が居ました。

雨にずぶ濡れて瀕死の状態です。
貴方はそれを無視出来ますか？

貴方の目の前に幼い子供が居て泣きわめいて居ました。

貴方はそれを無視出来ますか？

貴方の目の前に起こる出来事は貴方の前で起きるべくして起きています。

なにをするか選択肢は自由。

我が生き延びる為には
親すらも子すらも見捨てて
しまうのが自然界の術かもしれません。

しかしながら
人間には感情が在る。

喜怒哀楽。

その全てを相手に求め、
受け取り育つ以上…

目の前で起きる出来事に
人間でしか包めない愛で
抱き締めてやったらどうでしょう？

人間で生きる以上。
感情がある以上。

誰かを抱き締めてやる優しさを持てたら、
幸せの意味すらも感じられるのではないだろうか。

僕は目の前で起きる出来事を僕なりの愛で包み込みたい。
それがきっと僕にとって
「唄」なんだろうと思う。

2017年11月22日

唄い屋 清木場俊介

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