八反安未果のインスタグラム(alohaamika) - 12月9日 22時52分
白鳥の挑戦から2年経ったんだ!!!
もう10年くらい前に感じてしまっています。
私の人生を変えてくれた出来事でした。
今だからお話出来る事を。
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私は2年前、番組の企画で
熊川哲也さんの
K-Ballet companyの舞台に立たせて頂きました。
覚悟を決めて挑んだ挑戦でした。
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18年もバレエから離れた人間が
プロの舞台に立てるはずが無い。
バレエの厳しさは半端じゃ無い事はわかっているし、
バレエを昔やってました。とも言いたく無いくらい、
バレエに敬意を持っていたので、
このお話を受けた時は、
命懸けでやらないといけないと思った。
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私は10年前に右足首を2本共骨折して、1年歩けない時期がありました。
ボルトが2本入ったままで
この挑戦をお受けする事が出来ないので、
手術してから挑戦出来ないか。とディレクターさんに相談しました。
もちろん企画上そんな時間は無く、
不安のなか、オーディションを受ける事に。
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オーディション。
身体が全く動けない。
頭と足がバラバラ。人形みたい。
ポワントを履いてください。と。
18年前の最後に履いたポワントを母に送ってもらい、それを履いて踊った。
足首また折ったらどうしよう。
腰が引けてしまってそれはそれは怖かった。
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合格した。
本番までもう時間がない。
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誰よりもお稽古しないと、
確実に落ちる。と思った。
ほぼ毎日お稽古場に通った。
朝から晩まで教室にいる事もあった。
自分のお店もあり、20日勤務で
バレエとお店を掛け持ちしていた。
いつ倒れてもおかしくないくらい働き、踊った。
首から下が動かなくて、
朝ベッドから起きられない。
でも足を引きづりながらお稽古場に向かった。
帰宅してシャワーを浴びながら、
ごめんね。ありがとう。と毎日泣いて身体を洗った。
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みるみるうちに体脂肪が下がり、
最後は8%になってしまった。
半年前から生理は止まっていた。
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その時の自分はもう自分では無くて、
絶対に舞台に立つんだ。
何千回も舞台立っている自分を想像していた。
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あの時のあの力は凄かった。
自分を信じる強い心。
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この挑戦をして人間のもつ、
不可能を可能にする力は本当に存在する事を自分の身体で実感した瞬間でもあった。
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この時期に支えてくれたのが
旦那さんだった。
白鳥に挑戦していなかったら、
旦那さんとお付き合いも結婚もしていなかったと思います。
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元の正常な身体に戻すのに1年掛かりました。
そして夢であった子供を授かる事が出来ました。
今、お腹で元気に動いている娘も将来バレエを習う事でしょう。
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もうすぐ母になる。
この世に生命を誕生させる責任を感じて、
これからは娘と旦那さんを
命を懸けて守っていきたいと思います。
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2年前の挑戦は
運命というものは自分で切り開いていくものだと。
私の人生を変えてくれた出来事でした。
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2017/12/9