西村真二のインスタグラム(shinji_nishimura0630) - 7月4日 11時16分

*
家から歩いて15秒。
それが全ての始まりだった。
小学校1年生の僕は気づけば鍵盤に触れていた。
どうせやめるだろう。
そんな気持ちで母親も付き添った。
漆黒に輝く大きな箱が目の前に立ちはだかる。
その音色に僕は一瞬で心を奪われた。
街の大手音楽教室の対極にあるような町の小さな個人教室。
お世辞にも若いとは言えないおばあちゃん先生だった。
今思えばそこが良かった。
12年。
何度もやめたいと思った。
母親に続けろと言われたわけでもない。
ピアニストになる気なんて1ミリもない。
それでも僕はピアノを弾き続けた。
なぜかと聞かれると僕はいつもこう答える。
歩いて15秒だったから。
そして何より優しい先生だったから。
うだるような暑い夏も。
凍えるような冬の日も。
雨の日も風の日も。
発表会前だというのに全然練習してないときでも。
とりあえず行ってみようと思えた。
今度お仕事でピアノを弾くことになった。
それも数千の人を前にしてだ。
今思えばこのために僕はピアノを弾いていたのかもしれない。
今思うことがある。
ピアノをやっていて良かった。
33歳になった今心からそう思える。
先生僕にピアノを教えてくれてありがとう。
母さんいつも横に座って練習付き合ってくれてありがとう。
少しずつ恩返ししていきますね。
#ラフレクラン
#西村真二

[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め！「UVシールド」を購入する