杉本彩のインスタグラム(sugimoto_aya0719) - 6月7日 12時58分

先日Evaは、「犬猫の殺処分ゼロをめざす動物愛護議員連盟 第9回PT」に参加してまいりました。
今回は、一社）全国ペット協会 小島章義会長、動物との共生を考える連絡会 青木貢一氏、NPO法人アニマルライツセンター 岡田千尋氏、NPO法人動物実験の廃止を求める会 和崎聖子氏、PEACE～命の搾取ではなく尊厳を～ 東さち子氏を講師としてお招きし開催されました。
議題は「移動販売・インターネット販売に係る現状と課題」でした。
適性とは到底いえない環境下においての移動展示販売について議論されました。
爬虫類の移動販売は、パックのまま箱詰めにより輸送されます。また時には中身を偽り、宅急便で輸送されることも。必要な温度・湿度管理、そしてその種に合った適性な個別管理は全くされていません。
会場の動物を映し出した動画には、ストレスにより常同行動をしている動物が多く見られました。
また問題は、短期間のイベントの場合、現状では登録後の立ち入りとなっていて、たとえ展示に問題があってもなんの指導もされていません。
動物の適性な取扱いが確保できていない時や、基準に反している場合は、第一種取扱業の登録を「拒否しなくてはならない」にも関わらず、不適切な施設が営業可能な状態になっています。
全国各地でそれぞれ1日のみ開催されるイベントでは、自治体は開催を把握できていません。
さらには、主催者が無登録事業者であったり、標識掲示やスタッフの識別章も守られていませんでした。
また前回の法改正では、対面販売・現物確認が義務付けられ、犬猫通信販売自体は実質禁止ということになっていますが、法改正後、販売業者から委託を受けて説明を代行する「説明代行業者」という職業が現れました。
遠方のブリーダーにネットを通じて注文した場合、空輸などで犬猫を運び貨物センターで別の業者が受け、その場で事前説明を行い販売する流れです。別の業者は犬猫を管理してきた訳ではなく荷受けをしただけなので、そのような業者がこれまでの状態や現在の健康状況を含めた説明が出来るはずもありません。また常設店舗ではないため、何か問題があった場合も、適切な対応はしてくれませんので、引渡し後のトラブルにも繋がりやすいです。
座長としていつも取りまとめくださっている松野頼久議員、事務局長の福島みずほ議員、牧原ひでき議員、高井たかし議員には、益々のご尽力を期待しております。
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