少し空いてしまいましたが、 今日は4回目のまことにっきです。 - 普段生活している中で僕が、「えっ?」 と思ったことをピンポイントでそのままの感情を伝えていく日記です。 - いつも長々と文章を読んでくれている方、ありがとうございます。 - [まことにっきvol.4] - 「謎の配達員」 - - 最近企画したポップアップストアも無事に終了し、ゆっくりと家で過ごしている時にふとピザを食べたくなった。 - 外に出て食べに行くのもありだが、 一人で頼むのだから家の中でゆっくり好きな事をしながら食べたいので、たまにデリバリーでピザを注文することがある。 - 僕はポストに折り込んであったチラシとクーポンを片手に、某デリバリーピザ屋に電話をかけた。 - - 店員「では40分程で配達員が到着致します。ご注文ありがとうございました〜。」 - - そして40分後。 - - 「ピンポーン」 - - と玄関のベルが鳴り、 配達員さんが到着。 僕は玄関へ向かい、ドアを開けた。 - 「ガチャ‥」 - 配達員さんの格好は勿論同じで、 いつもは自分より若めの兄ちゃんが持ってきてくれる。- しかし今回は僕より確実に年上の "オジサン" だ。 - - 配達員「あ、お待たせ致しましたぁ。 ご注文いただきました商品になりますねぇ。- (バッグから箱を取り出しながら)コチラの商品の方大変お熱くなっておりますので、お気を付けてお持ち下さい。 では、お会計ですねぇ‥えっと‥」 - - と言われ、ピザのボックスを手渡しで受け取る。 - ここまでは、ごく普通のやり取りだ。 - ここのピザ屋さんであれば、いつも配達員さんから貰う物がある。- お好みでピザにかける、ちょっと黒くて怪しい、特製の辛いソースだ。 - 毎回デリバリーに来てくれる配達員さんが、「お好みでピザにかける辛めのソースがあるのですが、いかがでしょうか?」 - とサービスで、そのソースを貰ってはピザにかけ、シンプルな味と辛めの味の両方を楽しみながら食べていたために その事を僕は忘れていなかった。 - だが、今回のこの配達員のオジサンは確実に、その"黒くて怪しい特製ソース" を忘れていたため、僕からそのソースの事を聞いた。 - - 僕「あのー、ピザにかける特製ソースですかね?辛いやつです、あれって貰えたりします?」 - - すると配達員のオジサンが、ハッとした表情で、ポケットをモゾモゾさせた後- スッとポケットから手を引くと- 手をグーの状態からパッと開き- まるで手品師の様な手付きでソースを出現させ、 - - 配達員「お客様が言っているのは、これのことですかねぇ?(半笑い)」 - - 僕「あ、そうです、それです!」 - - 僕は咄嗟に心の中で思った。 - - 「いや、その取り出し方なんやねん。 しかもポケットからスッと手を引いてパッと出して、いかにも - "あなたが引いたカードはこのカードじゃあありませんか?" みたいにせんでええねん。」 - と正直に思った。 - - しかも見事にその会話が- "手品師" と"お客さん" のようだ。 - - デリバリーピザを頼んだはずが- 僕は自分の家の玄関先で- 謎にピザ屋のオジサンの手品を見たのだ。 - - 僕がそのソースです!と言ったことに 配達員のオジサンは - - 配達員「プッ、お客様ぁ、お好きですねぇ。。(半笑い)」 - - などと、次はまるで 僕が下心があるかの様に- 僕を "スケベなお客様" に仕立て上げたのだ。 - 僕はイラッとしたので瞬間的に 証明写真と同じような真顔と化し 凍りついた。 - - が僕は咄嗟に - - 僕「は?あ、いやいや、辛いのにハマってるから聞いてみたんですよ。- しかもいつも届けてくれる方は普通にこのソースくれますし、- まあでも、ソースかけずに普通の味で食べるのも勿論好きですけどね。」 - - すると配達員は - - 配達員「えっ!‥お客様ぁ、 そっちもお好きですかぁ。。(半笑い)」 - - - 僕は目の前に立っている配達員のオジサンの股間を蹴り上げてやろうかと思った。- 恐らくオリンピックで股間を蹴り上げる種目があったら、今なら金メダル候補だ。 - - 僕「いや、べつに、どっちも好きですよ。。ありがとうございます。」 - - 配達員「あ、もしよかったら‥」 - - 配達員のオジサンが再度ポケットに手を突っ込み、モゾモゾさせ始め- スッとポケットから手を引いた瞬間- 次は鳩が出てくるんじゃないか。- と恐怖を抱いたが- 配達員のオジサンは、パッと手を開き- もう一本そのソースを僕に差し出した。 - 謎の配達員のオジサンの奇行に 僕はイライラしながらもソースを受け取り、お会計を済ませた。 - - 配達員「ではっ、どうもありがとうございましたぁ〜!」 - - ピザにお好みで付けて食べる、辛いソースが欲しかっただけなのに- 何故、僕をスケベなお客様に仕立て上げられなければならなかったのか。 - それともただの手品師だったのか。。 - 深々とかぶったピザ屋の帽子で顔はハッキリとは見えなかったが- またいつかあの配達員のオジサンの 手品を見れる事を期待した時、- 僕は自然と微笑み、ピザをほおばった。 - うえのぼりまこと #まことにっき

makotouenoboriさん(@makotouenobori)が投稿した動画 -

植野堀誠のインスタグラム(makotouenobori) - 8月18日 00時59分


少し空いてしまいましたが、
今日は4回目のまことにっきです。
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普段生活している中で僕が、「えっ?」
と思ったことをピンポイントでそのままの感情を伝えていく日記です。
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いつも長々と文章を読んでくれている方、ありがとうございます。
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[まことにっきvol.4]
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「謎の配達員」
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最近企画したポップアップストアも無事に終了し、ゆっくりと家で過ごしている時にふとピザを食べたくなった。
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外に出て食べに行くのもありだが、
一人で頼むのだから家の中でゆっくり好きな事をしながら食べたいので、たまにデリバリーでピザを注文することがある。
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僕はポストに折り込んであったチラシとクーポンを片手に、某デリバリーピザ屋に電話をかけた。
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店員「では40分程で配達員が到着致します。ご注文ありがとうございました〜。」
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そして40分後。
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「ピンポーン」
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と玄関のベルが鳴り、
配達員さんが到着。
僕は玄関へ向かい、ドアを開けた。
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「ガチャ‥」
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配達員さんの格好は勿論同じで、
いつもは自分より若めの兄ちゃんが持ってきてくれる。-
しかし今回は僕より確実に年上の "オジサン" だ。
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配達員「あ、お待たせ致しましたぁ。
ご注文いただきました商品になりますねぇ。-
(バッグから箱を取り出しながら)コチラの商品の方大変お熱くなっておりますので、お気を付けてお持ち下さい。
では、お会計ですねぇ‥えっと‥」
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と言われ、ピザのボックスを手渡しで受け取る。
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ここまでは、ごく普通のやり取りだ。
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ここのピザ屋さんであれば、いつも配達員さんから貰う物がある。-
お好みでピザにかける、ちょっと黒くて怪しい、特製の辛いソースだ。
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毎回デリバリーに来てくれる配達員さんが、「お好みでピザにかける辛めのソースがあるのですが、いかがでしょうか?」
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とサービスで、そのソースを貰ってはピザにかけ、シンプルな味と辛めの味の両方を楽しみながら食べていたために
その事を僕は忘れていなかった。
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だが、今回のこの配達員のオジサンは確実に、その"黒くて怪しい特製ソース"
を忘れていたため、僕からそのソースの事を聞いた。
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僕「あのー、ピザにかける特製ソースですかね?辛いやつです、あれって貰えたりします?」
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すると配達員のオジサンが、ハッとした表情で、ポケットをモゾモゾさせた後-
スッとポケットから手を引くと-
手をグーの状態からパッと開き-
まるで手品師の様な手付きでソースを出現させ、
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配達員「お客様が言っているのは、これのことですかねぇ?(半笑い)」
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僕「あ、そうです、それです!」
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僕は咄嗟に心の中で思った。
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「いや、その取り出し方なんやねん。
しかもポケットからスッと手を引いてパッと出して、いかにも -
"あなたが引いたカードはこのカードじゃあありませんか?"
みたいにせんでええねん。」
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と正直に思った。
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しかも見事にその会話が- "手品師" と"お客さん" のようだ。
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デリバリーピザを頼んだはずが-
僕は自分の家の玄関先で-
謎にピザ屋のオジサンの手品を見たのだ。
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僕がそのソースです!と言ったことに
配達員のオジサンは
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配達員「プッ、お客様ぁ、お好きですねぇ。。(半笑い)」
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などと、次はまるで
僕が下心があるかの様に-
僕を "スケベなお客様" に仕立て上げたのだ。
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僕はイラッとしたので瞬間的に
証明写真と同じような真顔と化し
凍りついた。
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が僕は咄嗟に
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僕「は?あ、いやいや、辛いのにハマってるから聞いてみたんですよ。-
しかもいつも届けてくれる方は普通にこのソースくれますし、-
まあでも、ソースかけずに普通の味で食べるのも勿論好きですけどね。」
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すると配達員は
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配達員「えっ!‥お客様ぁ、
そっちもお好きですかぁ。。(半笑い)」
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僕は目の前に立っている配達員のオジサンの股間を蹴り上げてやろうかと思った。-
恐らくオリンピックで股間を蹴り上げる種目があったら、今なら金メダル候補だ。
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僕「いや、べつに、どっちも好きですよ。。ありがとうございます。」
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配達員「あ、もしよかったら‥」
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配達員のオジサンが再度ポケットに手を突っ込み、モゾモゾさせ始め-
スッとポケットから手を引いた瞬間-
次は鳩が出てくるんじゃないか。-
と恐怖を抱いたが-
配達員のオジサンは、パッと手を開き-
もう一本そのソースを僕に差し出した。
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謎の配達員のオジサンの奇行に
僕はイライラしながらもソースを受け取り、お会計を済ませた。
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配達員「ではっ、どうもありがとうございましたぁ〜!」
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ピザにお好みで付けて食べる、辛いソースが欲しかっただけなのに-
何故、僕をスケベなお客様に仕立て上げられなければならなかったのか。
-
それともただの手品師だったのか。。
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深々とかぶったピザ屋の帽子で顔はハッキリとは見えなかったが-
またいつかあの配達員のオジサンの
手品を見れる事を期待した時、-
僕は自然と微笑み、ピザをほおばった。
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うえのぼりまこと #まことにっき


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2016/8/18

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